NEWS

Latest documentary "Oyster Factory" has been officially invited to Locarno International Film Festival 2015! 最新作『牡蠣工場』がロカルノ国際映画祭へ正式招待されました!

Sunday, May 30, 2010

日米関係には枕詞が必要だ

雁屋哲氏「敵を間違えるな」に同感。僕も首相の方針転換と福島氏の罷免を批判したが、本当の問題は日本がアメリカの属国であることにある。そのことを忘れてはならない。
http://bit.ly/cA7phT

ある友人が言っていたのを思い出す。

「日本はアメリカの51番目の州のようだと揶揄されるけど、マジで州になった方がいい。1億2千万人の人口を持ってすれば、日本州出身の大統領も生まれ得るし、アメリカを乗っ取れる」

それを聞いた時にはブラック・ジョークにしか思えなかったのだが、改めて考えてみれば、彼の言うことは正しい。確かに、属国よりは州の方がいい。州には住民の同意がない限り、基地も勝手に作れない。それどころか、アメリカの議会や政府の中枢を日本州出身の人間が占めることも、現実的にあり得るわけだ。

実際、敗戦時に日本がアメリカに併合されず「独立」させられたのは、人口1億人の巨大な州が生まれては困ったからではないか。正式なメンバー(市民)には他と同様の権利を与えなければならないが、属国(奴隷)にはその必要がない。考えてみれば、リソースを収奪するためには極めて合理的な形態だ。

事実、属国の、そのまた属国のような沖縄には、危険すぎて本国には決して作ることができない訓練施設も平気で作られているし、米兵が基地の周辺で凶悪な強姦事件を起こしても、治外法権だから裁かれることもない。危険物質だって思う存分、垂れ流しだ。普天間基地自体、あんな住宅密集地に基地を作ることは、そもそも本国では絶対に不可能なわけだ。属国だから、それができる。

イチローがヒットを打ったり「おくりびと」がアカデミーを獲ると日本中が沸くのも、逆に「ザ・コーヴ」が獲ると日本中が衝撃を受けるのも、首相が10分しかオバマと会談できないと日本中が落胆するのも、かくいう僕がアメリカに住んでいることすら、米日関係が宗主国と属国のそれである事実と無関係ではあるまい。

普天間問題で「これじゃまるで属国だ」という言説が飛び交っているが、それは「属国ではない」ことを前提としている点で不正確だ。

我々は今こそ、「日本はアメリカの属国である」という現実を直視すべきである。その認めたくない事実を認めない限り、宗主国の収奪から逃れることは永遠に不可能である。

日本が晴れてアメリカの正式な州になるか、真の意味で独立するか、そのどちらかが達成されるまで、日米関係を論じる時は、「アメリカ」の前に枕詞のように「宗主国」と付け、「日本」の前に「属国」と付けることを真面目に提案する。

Thursday, May 27, 2010

『選挙』合い言葉で一律1000円!

6/19(土)から再々公開スタートの映画『選挙』。
http://www.laboratoryx.us/campaignjp/index.html

チケット購入時、劇場窓口で合い言葉「7月24日」を言えば、もれなく当日券が一律1000円に割引されます。(7/24は『精神』DVD発売日)

「合い言葉」無しだと、一般は1500円、学生は1300円ですから、かなりお得です。シニアの方は元から1000円ですが。

※劇場窓口でのチケット購入のみ対象となります※

コピペ・拡散、大歓迎です〜。下記は今のところ公開確定済みの劇場です。

・新宿K's cinema(6/19(土)〜7/16(金))
 http://www.ks-cinema.com/ 

・大阪シネ・ヌーヴォX(6/19(土)〜7/2(金))
 http://www.cinenouveau.com/X/cinenouveau%20X.html  

・十日町シネマパラダイス(7/3(土)〜7/23(金))
 http://www.t-cinepara.com/ 

Wednesday, May 26, 2010

『東京新聞』にコメント

『東京新聞』にコメントしました。
強引な手法、賛否分かれる ドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2010052502000093.html

Monday, May 24, 2010

『選挙』公式ツイッター始動

『選挙』再公開の公式ツイッターが始動しました。配給のアステア社のスタッフがつぶやきます。みなさん、フォローしてくださいね!http://twitter.com/senkyo2010

Sunday, May 23, 2010

辺野古で討ち死にするのは誰か

もしこれで本当に辺野古回帰案で決着ということになったとしたら、茫然とするほかない。

僕は首相があれほど傷だらけになりながらも「最低でも県外」にこだわったのは、自らの肉を切らせて血だらけになってでも、日米安保の在り方を根本から見直すという、いわば骨を断ちたいという思いがあるからではないかと、密かに期待していた。

だって、あれほどの政治的・時間的・金銭的コストを払っているんだぜ…。そういう覚悟と思惑がないとしたら、申し訳ないけどただのアホだろう。

これで現行案に落ち着くとしたら、威勢良く討ち入りに出掛けたはいいものの、ただ単に刀を振り回して相手には一切さわることもできずに、民主党もろとも、自分たちだけズタズタに切られて討ち死にするようなもんだ。

懸念するのは、それで死んでしまうのが民主党だけではなく、日本の民主主義そのものではないか、ということだ。

なぜなら、選挙で政権交代をさせたということは、日本の国民にとっては前代未聞の大博打である。それこそ、多大なコストを払ったわけだ。しかもなけなしの金を払って。いや、借金で。

なのに期待を一身に背負った政権が、ほとんどコストを回収することもなく、あっけなく討ち死にしてしまったら、いったいどうなってしまうのか。想像するだけで恐ろしくなる。

いや、まだ結論を出すのは早過ぎる。僕の懸念が杞憂に終わってくれることを切に望む。

首相「辺野古付近」「ヘリ部隊切り離し断念」沖縄知事に
http://bit.ly/cFn4Vp

Friday, May 21, 2010

『選挙』再々公開決定! Campaign will be re-released this summer!

参院選を前に『選挙』が下記の劇場にて再々公開されることが決定しました。かねてから、選挙のたびに復活するゾンビ映画を目指すと僕は吹聴していましたが、まさにその通りに…!

・新宿K's cinema(6/19(土)~7/16(金))
 http://www.ks-cinema.com/ 

・大阪シネ・ヌーヴォX(6/19(土)~7/2(金))
 http://www.cinenouveau.com/X/cinenouveau%20X.html  

・十日町シネマパラダイス(7/3(土)~7/23(金))
 http://www.t-cinepara.com/ 

他、追加で決定しましたら随時お知らせしていきます。
どうぞお見逃しなく!

Thursday, May 20, 2010

官房機密費問題:三宅氏らの恐るべき弁明

風化させてはならない問題ですのでリンクを貼ります。必読記事。これ、マジで大問題です。
三宅氏は「週刊ポスト」の筆者の取材記事に対してはこう答えている。「(代理講演を)引き受けることにしたら秘書が100万円を持ってきた。藤波のポケットマネーだと思って受け取りました。領収証も書いていない」

そしてメディアと政治権力との距離感について、三宅氏はこうも続けている。〈提供を「断ればいい」と言うのは簡単だが、必ず相手との関係が悪化する。最終的には良心の問題〉(東京新聞)

政治評論家の俵孝太郎氏もこう語っている。〈昔は一定水準以上の記者が退職したら、その後の金銭提供はいくらでもあった。今は問題視されているが、当時はそれが常識だった。(機密費の使途の一つの)情報収集の経費に領収書は取れない。労働組合や新聞社も同じことで、そうした金がなければ、世の中が成り立たなくなる〉(東京新聞)

上杉隆
メディアを揺るがす“大贈収賄事件”
官房機密費を懐に入れたマスコミ人たちの常識
http://diamond.jp/articles/-/8183

Friday, May 14, 2010

『精神』今後の自主上映会

5/15(土)大分 パトリア日田(日田市) にて 19:00スタート
主催:ドキュメンタリー映画「精神」を上映する会
http://www.city.hita.oita.jp/bksinkou/page_00082.html

5/30(土)岩手 おでってホール(盛岡市) 14:00スタート 
主催:映画「精神」盛岡上映会実行委員会
共催:盛岡ハートネット・CILもりおか・SSCM
http://rinnne-aokaze.com/seisin/index.html

6/5(土)広島 パレアホール(府中市) 13:30スタート
主催:社会福祉法人すばる

6/20(日)新潟 マルチメディアホール(燕三条市) 13:00スタート
主催:風の会
 
8/15(日)栃木 栃木県立美術館(宇都宮市) 13:30スタート
「イノセンス いのちに向き合うアート」という展覧会内での上映。

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『精神』の自主上映について
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『精神』は、自主上映会への上映素材(DVD・ブルーレイなど)貸し出しも行っております。
地域や学校のイベントで『精神』の上映会を開催しませんか?
実施をご希望される方はお気軽に下記、アステアまで、お問合せ下さい。
--------------
〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町42-3 T&Kビル4F
TEL. 03-5459-1173
FAX. 03-5459-1174
E-mail. info@astaire.co.jp
--------------

自主上映の流れや時期について、作品についてなどなど、
ぜひお気軽にお電話・メールにてご相談ください

Tuesday, May 11, 2010

ニッポンのミンシュシュギ

スポーツ選手の出馬表明が続いている。有名人が選挙に強いことは、残念ながら今までの有権者の投票行動からして明らかなわけだから、各党がそれを戦略として使うのは当然と言えば当然である。衆愚政治になると批判されても、結果的には有権者が勝たせてしまうんだもの。つまり、大多数の国民はそれが民主主義にとってよくないとは思っていないということだ。

そうはいっても、党としても素人が議員になったら現実的に困るのではないかという懸念もあるかもしれないが、こないだの投票ボタン事件でも改めて印象づけられたように、日本の政党では党議拘束がキツく、大多数の議員は投票マシンの役割を期待されるだけだ。つまり誰でもいいのだ。投票ボタンが正確に押せるなら、子供でもよい。犬でもよい。ロボットでもよい。

逆に言えば、大勢のシロウト議員は、少数のクロウト議員の意見や政策の代弁をするためだけに存在する。勉強だって必要ない。金メダルだって狙える。それで年間2000万円以上の給料がもらえるんだから、投票マシンになりきるのも悪くない。でもその一方で、国は未曾有の財政赤字で危機的状況なのである。

それがニッポンのミンシュシュギの現状である。

Friday, May 07, 2010

映画『ザ・コーヴ』を巡る座談会

映画『ザ・コーヴ』を論じるため、『創』6月号(5/7発売)の座談会に出ました。僕はニューヨークからスカイプで。

この問題は、「反日」だとか「盗撮けしからん」だとか、どうも表層的な議論ばかりが先行してよくない。座談会では、捕鯨や食の問題から始まって、ドキュメンタリー論やプロパガンダ論にもなり、かなり突っ込んだ議論が出来たと思います。

ちなみに、森達也さんと綿井健陽さんは映画を高く評価していますが、僕は映画としては評価していません(イルカ猟自体には否定的です)。意見が違って面白かったです。是枝さんは座談会には参加せず、コメントを寄せられたようです。

ドキュメント映画「ザ・コーヴ」の制作手法と上映中止騒動を考える。
森達也×綿井健陽×想田和弘+是枝裕和 司会:篠田博之編集長
http://bit.ly/asQXP3

以下、僕の発言部分のほんの一部を抜粋します。
篠田 アメリカ人にとって、イルカを獲るなんてとんでもないという感覚は一般的なの?

想田 すごく平均的ですよ。だからこれは、アメリカでは非常に安全なトピックです。僕はそこが、あの監督の姑息なところだと思うんです。おそらく彼はベジタリアンで、本当に標的にしたいのは、動物全般を食べることなのだと思います。でもそれでは広範な支持を得られない。それこそ、今の日本人から上がっているのと同じような反発が、アメリカやヨーロッパから来るでしょう。けれどイルカなら、欧米では誰も食べません。だから観客はみんな簡単に正義の側に立てるんです。線を引いて、自分たちはみんなこちらの正義の側、イルカ漁をこらしめようという側に立てる。そしてみんなで「ひどいひどい」と言い立てる。
 テレビシリーズが決まったというところからピンときたのですが、エンタテインメントとしてバッシングする、つまり、やっつければやっつけるほど視聴率が上がるという構図を、そこに見てしまった気がします。オウム報道と同じですよ。もちろん、日本から反発があることもわかっているのですが、それは彼らにとって、非常に限定された、遠い国の話です。それこそ、イラクにミサイルを撃ち込むのと同じなんです。自分たちは安全なところにいて、遠くのよくわからない国にミサイルを撃つ。そういう発想を僕は感じました。
 僕もベジタリアンなので、監督が狙うことはよくわかります。でも、やるんだったらもっと本質的なところでやってほしい。一般社会で支配的な価値観に挑戦するなら、肉を食べるという問題に行くべきですが、この映画は、そういう試みをしようとしません。

森 ならばこの作品が、イルカではなく牛肉の屠殺やアメリカの食肉業界を告発するドキュメンタリーならば、想田さんの評価は変わるのでしょうか?

想田 うーん……、それほど変わらないと思います。というのも、この映画はドキュメンタリーというよりも、すごくよくできたプロパガンダだと思うんです。アカデミー賞に長編プロパガンダ賞という部門があるとすれば、これは一等賞だと思いますよ(笑)。

森 つまり監督の姑息さは作品の評価とは関係ない。要するにこの作品は、想田さんが規定するドキュメンタリーとは違うということですね。

想田 そうですね。それは、立ち位置が中立じゃないということではありません。偏っていてもいい。むしろ、ドキュメンタリーを撮る人は全員偏っているものですからそれはいいんですが、僕が一番問題にしているのは、「未知に対して開かれていない」ということなのです。先に結論ありきで、その結論に閉じ込めるためにいろんな要素を拾ってきて、結論を強化するためにしか素材を使っていない。作り手にためらいや疑問がない。とにかく、太地町の漁師をこらしめよう、糾弾しよう、そのための材料を集めよう、と。そこが僕には、ドキュメンタリーとして認めがたいんです。

Thursday, May 06, 2010

普天間問題:このインタビューは必読

普天間問題に関心のある方、このインタビューは必読です。
日本政策研究所所長のチャルマーズ・ジョンソン氏。以下、抜粋。
—鳩山政権は普天間問題で窮地に立たされているが、これまでの日米両政府の対応をどう見るか。
 まったく悲劇的だ。両政府は1995年の米兵少女暴行事件以来ずっと交渉を続けてきたが、いまだに解決していない。実を言えば、米国には普天間飛行場は必要なく、無条件で閉鎖すべきだ。在日米軍はすでに嘉手納、岩国、横須賀など広大な基地を多く持ち、これで十分である。

—岡田外相は嘉手納統合案を提案したが、米国側は軍事運用上の問題を理由に拒否した。
 米軍制服組のトップは当然そう答えるだろう。しかし、普天間基地が長い間存在している最大の理由は米軍の内輪の事情、つまり普天間の海兵隊航空団と嘉手納の空軍航空団の縄張り争いだ。すべては米国の膨大な防衛予算を正当化し、軍需産業に利益をもたらすためなのだ。
 米軍基地は世界中に存在するが、こういう状況を容認しているのは日本だけであろう。もし他国で、たとえばフランスなどで米国が同じことをしたら、暴動が起こるだろう。日本は常に受身的で日米間に波風を立てることを恐れ、基地問題でも積極的に発言しようとしない。民主党政権下で、米国に対して強く言えるようになることを期待する。

—日本では普天間問題で日米関係が悪化しているとして鳩山政権の支持率が急降下しているが。
 普天間問題で日米関係がぎくしゃくするのはまったく問題ではない。日本政府はどんどん主張して、米国政府をもっと困らせるべきだ。これまで日本は米国に対して何も言わず、従順すぎた。日本政府は米国の軍需産業のためではなく、沖縄の住民を守るために主張すべきなのだ。

http://bit.ly/ausDks

メディアの本音と建前

例えばこの記事、一体どうなんだろうと思う。

読売は社説で「最初から辺野古にすりゃよかった。沖縄は我慢しろ」って書いている。つまりそれが本音なのだ。
http://bit.ly/c0bnvv

なのに普段のストレートニュースでは、沖縄住民の味方のフリをして鳩山を攻撃。こういうのをまやかしっていうんじゃないか。もっと言えば、卑怯だろう。

もっとも、読売に限らずどの大新聞も似たり寄ったりだが。メディアのこういう狡猾なレトリックを絶えず解読しないとならない。

■「いったい何をしに来た」説明不足に沖縄怒り
(読売新聞 - 05月05日 21:21)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100505-OYT1T00564.htm

 「首相がお見えになって、いろんな『思い』を言って行かれた。(しかし)政府で一体これまで何をやってこられて、結局はどういう方向に進めようとしているのか、絵が見えない」
 仲井真知事は4日の首相との会談後、記者団に何度も「絵が見えない」と繰り返し、首相が政府案の具体的内容に言及しなかったことに怒りをあらわにした。
 首相が政府案の具体的内容を説明しなかったのは、米国との本格的な実務協議が遅れているためだ。
 政府は名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立てる現行計画の修正案と、鹿児島県・徳之島へのヘリコプター部隊の移転を組み合わせる政府案を固めている。首相が県庁にいる同じ時刻、防衛省では、日米の実務者協議が開かれ、この案の運用技術面での協議が行われていた。
 米側は徳之島へのヘリ部隊移転について「陸上部隊との距離が遠すぎる」などと反対している。米側との調整が進まなければ、沖縄には具体案を示せないわけだ。県側では「いったい何をしに来たのか」(幹部)との批判が一層強まった。
 また、首相は4日、「普天間の危険性の除去と沖縄の負担軽減をパッケージで考えていく時、どうしても一部の負担を(沖縄に)お願いせざるを得ない」と語るなど、「パッケージ」という初めての言葉を何回も強調した。
 徳之島へ普天間の機能の一部を移転し、全体として沖縄の負担軽減を図るためには、県内移設も容認してもらわないといけないという考え方だ。しかし、県側からは「もし徳之島がノーと言えば、すべてを沖縄にということになる」との反発が早くも出ている。

Wednesday, May 05, 2010

普天間問題についての社説読み比べ

まずは読売の社説。要約すると「最初から辺野古移設で行けばよかった」ということ。つまり「沖縄は我慢しろ」ということ。なのに沖縄の味方のフリをして首相を批判している。
http://bit.ly/c0bnvv

朝日の社説は、首相の対応の仕方を批判するだけで、何が普天間問題の解決になるのか立場を表明していない。つまり「沖縄じゃダメ」とは言っていない。言えない事情があるのだろうか。
http://bit.ly/S4hmI

毎日の社説も朝日と一緒。「沖縄じゃダメ」とは言っていない。要するに3大紙とも「沖縄の民意を尊重しろ」という方針ではない。首相を激しく批判する語法で、この点を誤摩化そうとしているようにみえる。
http://bit.ly/cQnfAi

赤旗の社説は見解が明白(笑)。いや、笑い事ではないな。「普天間基地の移設ではなく撤去を求めよ」という主張。
http://bit.ly/c6xqGd

産経の社説も見解が明白(笑)。「沖縄よりも日米同盟を優先しろ!」だって。
http://bit.ly/9H8LvV

おっと、日経も日米同盟優先主義だ。要するに「沖縄には負担を継続してもらいましょう」と。それを最初からはっきりと打ち出さずに右往左往するから、首相を批判するのだな。
http://bit.ly/cdQOdf

つまり、読売、産経、日経は「日米同盟を優先しろ、沖縄は我慢しろ」という主張。朝日と毎日は、ホントはそう言いたいけど言うと不味いから首相の対応を批判しよう、という感じ。明確に普天間基地撤去を求めているのは、赤旗だけという結果か!沖縄は孤立無援に近い。

僕はと言えば、軍事的なことはよく分からんけど、地元が嫌がってるんだから撤去すべきなんじゃないの?と思う。だいたい、自民党政権による長年の隷属外交のせいで、米軍は基地やその周辺で傍若無人のやりたい放題してるんだし。日米地位協定だってあまりに不平等で、基地周辺住民の権利が全然守られてない。それでも「絶対に日本のために米軍が必要だ」というのなら、そう言う人が自分の住む地域に海兵隊を誘致をしろって思うね。

Tuesday, May 04, 2010

Deleted Scenes of CAMPAIGN 『選挙』未収録シーン

#1 Yama-san makes a speech while school kids are playing.
その1。山さん、ボール遊びをする小学生の傍らで演説敢行。


#2 A dog barks at Yama-san when he's making a speech.
その2。山さん、演説中に犬に吠えられる。


#3 Yama-san takes a picture while maiing a speech.
その3。山さん、演説中に記念写真。


#4 Yama-san forgets to get on the campaign car.
その4。山さん、選挙カーに乗るのを忘れる。


#5 Yama-san's "house wife" Sayuri fights back.
その5。山さん、奥さんに痛いところをつかれる。


#6 Is that handsome Sensei single and available?!
その6。あの先生、独身なんですか?!


#7 Dirty jokes in the morning.
その7。朝から下ネタ全開。

Saturday, May 01, 2010

機密費:武村元官房長官の証言

官房機密費について、武村元官房長官の証言。これ、凄い。
「加藤(紘一)さんが自分の事務所に持っていっちゃったり」
「総選挙で党の方に全部持って行っちゃったり」
「そうしても叱られない」
こんなのがまかり通るのって、訳が分からない。税金だよ?