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Latest documentary "Oyster Factory" has been officially invited to Locarno International Film Festival 2015! 最新作『牡蠣工場』がロカルノ国際映画祭へ正式招待されました!

Thursday, January 29, 2009

Interview on Ninjin.com

Elena Stevenson did a very nice interview with me about MENTAL for Ninjin.com. It's in English. Please check this out. Thank you, Elena!

http://elena.ningin.com/2009/01/29/mental-interview-with-japanese-filmmaker-kazuhiro-soda/

Saturday, January 24, 2009

Festival Updates for MENTAL 『精神』今後の映画祭日程

Here's an update on MENTAL 's festival screenings in 2009.
今後の『精神』映画祭上映日程です。

Berlin Int. Film Festival (Forum)
ベルリン映画祭フォーラム部門
http://www.arsenal-berlin.de/en/forum/
Feb 5, 11:15 CinemaxX5 (Press Screening)
Feb 6, 18:00 Arsenal
Feb 7, 22:15 Cubix 9
Feb 9, 16:00 Delphi-Filmpalast
Feb 10, 19:00 Marriott 1 (Market Screening)

Documentary Fortnight, MoMA, New York
ニューヨーク近代美術館
February 22 at 14:30
http://www.moma.org/exhibitions/film_exhibitions.php?id=11978&ref=calendar
(We'll do Q&A)

St. Joseph University in Lebanon
レバノン・セント・ジョセフ大学
February 24
http://www.usj.edu.lb/en/index.html

Yubari Fantastic Film Festival (Hokkaido, Japan)
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
February 28 at 22:30
http://yubarifanta.com/index_pc.php?ct=films.php&langue=21002
(We'll do Q&A)

Cinema du Reel at Pompidou in Paris (in competition)
シネマ・ド・レアル(パリ、コンペ部門)
March 5 till 15, Screening dates are TBA.
http://www.cinereel.org/index.php?lang=en
(We'll do Q&A)

Hong Kong Int. Film Festival (in competition).
香港国際映画祭(コンペ部門)
March 22 till April 13, Screening dates are TBA.
http://www.hkiff.org.hk/eng/news/index.html
(We'll do Q&A)

Buenos Aires Independent Film festival
ブエノスアイレス国際映画祭
March 25 till April 5, Screening dates are TBA.
http://www.bafici.gov.ar/

Nippon Connection (Frankfurt, Germany)
ニッポン・コネクション(フランクフルト)
April 15 till 19, Screening dates are TBA.
http://www.nipponconnection.de/nippon-2008/index-eng.html

Visions du Reel (Nyon, Switzerland, in competition)
ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭(スイス、コンペ部門)
April 23 till 29, Screening dates are TBA.
http://www.visionsdureel.ch/en.html

公共事業

アホな政治家や官僚が不必要な道路やダム、施設に巨額な無駄ガネをつぎ込み、国を借金漬けにしてしまったので、日本にはすっかり「公共事業アレルギー」が根付いてしまった。

でも、公共事業そのものが悪だと早計するのは危険だ。要は事業の中味である。

オバマの説く経済政策には、単なるバラマキとして不必要な公共事業を行うのではなく、国民の未来にとって必要な分野に投資をすることで経済を活性化させようという、一石二鳥の理念が垣間見える。

もちろんそれは、実行できて初めて意味を持つことなんだけど、そもそも理念がなかったら実行など不可能。そういう点で評価できると思う。

天下の愚作である定額給付金を経済政策の目玉だとか言っている、どこかの首相が、本当に情けない。

http://www.asahi.com/business/update/0124/TKY200901240164.html

【ワシントン=西崎香】オバマ米大統領は24日、週末恒例の大統領演説を就任後初めて行い、景気刺激策について「エネルギーや教育、医療、新たなインフラなど最も大切な優先分野で、21世紀中に我々の強さと競争力を保つために必要な投資をすることになる」と重要性を強調した。
 総額8250億ドル(約74兆円)の景気対策法案は議会が審議中だが「1カ月以内に署名したい」と、2月中の成立、実施をめざす。
 エネルギー対策では、風力や太陽光など代替エネルギーの生産力を3年間で2倍に増やす計画だが、必要な整備として「新たな送電線網を全米で3千マイル(約4800キロメートル)以上敷設する」と表明。さらに「連邦政府の建物の75%のエネルギー効率を改善して年間20億ドルの税金を節約し、250万世帯の(家屋の)断熱処理などで平均的な勤労家庭の光熱費が350ドル軽減される」と説明した。
 医療対策では、カルテなどの医療情報を5年間で電子化させる計画に加え、不況対策でもある低所得者向け公的医療の拡充などで「800万人以上の健康保険を保護する」とした。教育対策では、補修・近代化をはかる学校が1万にのぼり、図書館や実習施設などの改善で恩恵を受ける生徒は500万人を超す見通しという。
 インフラ投資では道路補修や高速インターネットのブロードバンド施設の拡充などのほか、90の主要港湾施設を重点整備する方針を表明。全体で「今後数年間で300万から400万人の雇用を維持・創出する」計画だ。(朝日新聞)

Wednesday, January 21, 2009

オバマ政権に期待する

あの史上最悪の大統領を8年間も最高権力に居座らせてしまうのがアメリカなら、その直後にオバマ大統領を選べるのもアメリカである。

昨日のテレビでブッシュ夫妻がどこか寂しげにヘリコプターに乗り込み、ホワイトハウスから飛び去るのを眺めながら、ああ、これでやっと、バカバカしく腹立たしくもあまりにもリアルな悪夢にピリオドが打たれるのかと、安堵した。

アメリカ人には、このような過ちを二度と犯して欲しくない。

オバマ大統領は初日から、グアンタナモ収容所を閉鎖するための手続きを開始した。

あの非合法な収容所を強引に作れてしまうのが大統領なら、それを鶴の一声でつぶせるのも大統領である。

今は、酷い権力者によってメチャクチャにされてしまったアメリカを、世界を、ひとつひとつ8年前の状態に戻してもらうことを期待するしかない。

http://www.asahi.com/international/update/0121/TKY200901210329.html

【ワシントン=梅原季哉】オバマ米大統領は20日、ブッシュ前政権がキューバ・グアンタナモ米軍基地に対テロ戦収容所と併設した特別軍事法廷について、閉鎖への見直し作業に入るようゲーツ国防長官に命令した。公約の一つに掲げてきたグアンタナモ収容所閉鎖に向け、政権発足初日からさっそく具体的な第一歩に踏み切った形だ。
 ロイター通信などが伝えた。グアンタナモ収容所全体についても、期限を設定して閉鎖を命ずる大統領令を一両日中にも出す可能性が取りざたされている。オバマ大統領は21日、ホワイトハウスで米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長らと会談。イラクから米軍戦闘部隊の大半を16カ月以内に撤退させる公約についても指示する。経済チームの会合も開く。
 特別軍事法廷については、オバマ氏の意を受けて検察側が20日、予審も含め現在進んでいる全事件について、120日間の休廷を法廷の軍判事に申し立てた。一部については軍判事が21日、受理決定を出した。弁護側は以前から法廷の枠組みそのものを批判しており、事実上の活動停止につながる可能性もある。
 オバマ大統領は、前政権による国際法無視の典型として国内外から批判を浴びてきたグアンタナモ収容所の閉鎖を公約してきた。だが収容者の中でも、9・11同時多発テロの首謀者とされるハリド・シェイク・モハメド被告(予審中)ら、国際テロ組織アルカイダの幹部をどう処遇するかが焦点となっていた。通常の司法の枠組みで訴追する方針になるとの見方が強まっている。(朝日新聞)

Monday, January 19, 2009

MENTAL at Berlinale! ベルリン映画祭での上映日程等


The full lineup of the Forum section of Berlin Film Festival was just announced.

http://www.berlinale.de/en/presse/pressemitteilungen/alle/Alle-Detail_4847.html

I'm so excited to return to Berlinale with my new work MENTAL (SEISHIN). Here's the screening schedule there. I'll be in Berlin from Feb 5 until 12 and do Q&A after the screenings.

Feb 5, 11:15 CinemaxX5 (press screening)
Feb 6, 18:00 Arsenal
Feb 7, 22:15 Cubix 9
Feb 9, 16:00 Delphi-Filmpalast

My long time friend/kohai Atsushi Funahashi's new work, DEEP IN THE VALLEY is also in the line up!

ベルリン映画祭フォーラム部門のフル・ラインナップが発表になりました。

http://www.berlinale.de/en/presse/pressemitteilungen/alle/Alle-Detail_4847.html

『精神』を持ってベルリン映画祭に再び行けるのは、本当に嬉しいです。僕は5日から12日まで滞在し、上映後の質疑応答に参加します。上映日程は次の通り:

Feb 5, 11:15 CinemaxX5 (press screening)
Feb 6, 18:00 Arsenal
Feb 7, 22:15 Cubix 9
Feb 9, 16:00 Delphi-Filmpalast

後輩で元テニス仲間の舩橋淳くんが監督した『谷中暮色』も上映されます。

Photo: Presenting CAMPAIGN at Berlinale 2007

Wednesday, January 14, 2009

『精神』の本 A Book about MENTAL

年末からガーッという感じで、本を書いてきたんだけど、
いちおう最後まで書けた。
書いてみると「俺はこんなこと考えてたんか!」などと
発見も多々あり、結構面白かった。
いま、カミさんが厳しい目でチェックしてるところ(笑)。
でも、400字詰め原稿用紙換算で300枚以上あるので、
読み直すだけで大変〜。
映画の公開に合わせ、5月に中央法規出版から出される予定です。

Since the end of December, I've been writing a book about MENTAL.
Now, I have a first draft.
It was an interesting experience because I discovered a lot of things about myself while writing.
Currently, my wife is checking the draft..She's a real tough critic!
But since it's "a book," just to read it once takes a long time.
It's going to be published in Japan in May - right before the release of MENTAL.

Sunday, January 04, 2009

明けないので、おめでたくない国

明けましておめでとうございます、といいたいところだけれど、年が無事に明けてない人が大勢おられることに、慄然とする他ない。しかも政府は開店休業状態で何も手を打てないから、この数は今後どんどん増えるだろう。「安心・活力」などと呑気に書き初めする首相の年頭会見は、ただただ、空虚に響くのみである。
 
そもそも、首を切られると同時に住居まで失ってしまうような雇用システムが、合法であることがおかしいし、合法にしてしまった政治がおかしい。はっきり言って、人道問題である。政治家たちは、いったい何を考えてるんだろうか。こんな異常事態になることなど、予想していなかったのか?

それにしても、この緊急事態に主体性を持って対応できるのが、巨大な組織と予算を持つ日本政府ではなく、湯浅さんが運営する小さなNPOだけであるということに、この国の危機的状況が浮き彫りにされている。

卓越した個人の意志と実行力の凄さに脱帽しつつ、皆の税金で運営されている厚生労働省は「調整」などでお茶を濁すな!と声を大にして言いたい。

都内4カ所500人分の宿泊場所確保 年越し派遣村
http://www.asahi.com/national/update/0104/TKY200901040129.html
朝日新聞、1月4日

「派遣切り」などで仕事と住まいを失った人たちに寝場所と食事を提供する東京・日比谷公園の「年越し派遣村」は4日、昨年12月31日の開村から5日間で500人近い人が入村登録をした。派遣村は仕事始めの5日朝に活動を終えるため、実行委員会が厚生労働省などと調整した結果、5日から12日まで、都内4カ所の公共施設に500人分の宿泊場所を確保することになった。
 開放されるのは中央区の閉校になった小学校2カ所と、練馬区にある都の体育館、大田区にある都の労働者向け一時宿泊施設。4施設にはハローワークによる就労相談や都社会福祉協議会による緊急資金貸し付け相談などの窓口を設ける。
 派遣村の入村者のうち、希望者は5日に、日比谷公園や厚労省の講堂から、公共施設に移動する。ボランティアが日比谷公園で行っていた炊き出しも5日朝で終わるため、食事は弁当を提供してもらうという。
 「満額回答。皆さんの声と存在が届いた結果です」。村長の湯浅誠・NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長は4日夜、新たな宿泊場所について村民に報告すると、集まった人たちから大きな拍手が起こった。
 昨年11月末に山口県内の自動車工場で雇い止めとなった元派遣社員の男性(51)は「とりあえず移る場所ができてよかった。ただ、1週間後のことを考えると安心はできない」と不安な表情を崩さなかった。岡山県の自動車部品工場の派遣契約を中途解除された男性(48)も「みんなが集まっていたから圧力がかかって国も動いたと思う。それがバラバラになると不安もある」と話した。
 4日午後には、民主党の菅直人代表代行や国民新党の亀井久興幹事長、新党大地の鈴木宗男代表ら野党各党の幹部も訪れ、「これは政治災害であり雇用災害だ」(福島瑞穂・社民党首)志位和夫・共産党委員長は「政治の責任で衣食住を確保しなければいけない」などと述べた。
 5日は通常国会が開会するため、入村者らは国会へのデモ行進や、議員会館内での集会で、与野党に派遣切りの実情を訴えて対策を講じるよう求める予定だ。
 派遣村の入村者のうち170人超が生活保護の申請を希望しており、5日から手続きに入る。
 このため、東京都千代田区は5日朝から、同区役所1階の区民ホールに臨時窓口を設け、職員OBも動員して生活保護の申請に訪れる人の相談に応じる。正式決定するまでには2週間程度かかる見込みだという。