NEWS

Latest documentary "Oyster Factory" has been officially invited to Locarno International Film Festival 2015! 最新作『牡蠣工場』がロカルノ国際映画祭へ正式招待されました!

Saturday, March 28, 2009

クイズ!


昨日のブログに「水道の栓をひねるにも30秒くらい考える」とか書いたら、とある人から「いくらなんでも大げさでしょう」といいたげな懐疑的なメールが届いた(笑)ので、問題。

この写真の物体の、どの部分をどの方向にどうすると、水が出るのでしょうか?!

Thursday, March 26, 2009

香港に着いた Arrived in Hong Kng

Last night, I just arrived in Hong Kong to attend Hong Kong International Film Festival which will screen MENTAL in the competition. This is my second time in this festival (CAMPAIGN was shown in 2007). I'm looking forward to meet the HK audience.

昨晩、香港に着きました。香港国際映画祭で『精神』が上映されます。『選挙』に続いて、2度目です。コンペ部門に入っています。質疑応答で香港のみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。

どうでもいいけど、用意してくれたホテルがWホテルというブティックホテルで、めちゃくちゃ下品でカッコいいんだけど、何でもハイテクでモダンアートなデザインすぎて、水道の栓をひねるにも「あれ?どれが栓?」とか30秒くらいあれこれ考えないといけない。こんなの、ウチの親とかだったら、部屋の電気を点けるだけで半日がかりだろうな(笑)。

上映日程は次の通り。Here's the screening schedule of MENTAL.

http://www.hkiff.org.hk/eng/film/title/1149.html

Date: 27 Mar 2009
Time: 7:15 PM
Venue: UA Cityplaza

Date: 31 Mar 2009
Time: 9:30 PM
Venue: UA Langham Place

Monday, March 23, 2009

『精神』イラスト Illustration on MENTAL


イラストレーターのシノハラアケミさんが、『精神』に触発されて素敵なイラストを描いて下さいました。
An illustrator Akemi Shinohara made a fascinating illustration inspired by MENTAL.

http://akemish.blogspot.com/

Metropolis Article

日本で発行されている有名な英字誌「メトロポリス」(3月20日)に、『精神』の特集記事が載りました。大変素晴らしい記事です!ウェッブ・バージョンはこちら。
http://metropolis.co.jp/tokyo/recent/feature.asp

A wonderful article on MENTAL by Ian Priestley was just published on 3/20 issue of METROLOLIS, "Japan's Number 1 English Magazine." The web version can be read here.
http://metropolis.co.jp/tokyo/recent/feature.asp



Sunday, March 22, 2009

Portraits in Miami

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マイアミ映画祭で撮ってもらったポートレートです。写真をクリックすると、いろいろみれます。
Portraits taken at Miami Film Festival. If you click the picture, you can see other photos.

Portraits by Florent Michel



Portraits of us by Florent Michel at Cinema du Reel in Paris.
Thank you Florent!
パリのシネマ・ドゥ・レエルでフローレントさんに撮ってもらったポートレートです。

Saturday, March 21, 2009

CAMPAIGN on BBC4

CAMPAIGN's short version (THE KAWASAKI CANDIDATE!) will be re-broadcast on BBC 4 on March 22nd as a part of their Japanese series.
『選挙』短縮版が3月22日、再びBBCで放映されます。日本特集の一環です。

http://www.bbc.co.uk/bbcfour/japan/

『精神』応援バナー

映画『精神』の応援バナーです。応援して下さる方は、みなさんのブログやサイトに貼付けてくださいませ。

映画『精神』

こちらのバナーを使っていただいても結構です。よろしくお願いします!
映画『精神』公式サイト

***バナーの年度が間違っておりました…。早急に修正してもらいます。

貼り方(コード)は、こちらまで。
http://ameblo.jp/mentaljp/theme-10011471332.html

今後の予定 COMING UP SOON

パリでの『精神』上映と、『演劇(仮題)』の撮影を無事に終え、NYに戻ってきました。
We're back in NY after presenting MENTAL to the audience in Paris and shooting our next documentary THEATER.

来週半ばからは、今度は香港国際映画祭です。コンペ部門に入っています。僕も出席します。サイトを見る限り、2回の上映とも「売り切れ」となっていますが、ホントかな…?
Next week, I'm attending Hong Kong International Film Festival which will screen MENTAL in the competition. According to their website, the screenings are both sold out....
http://www.hkiff.org.hk/eng/film/title/1149.html

Date: 27 Mar 2009
Time: 7:15 PM
Venue: UA Cityplaza

Date: 31 Mar 2009
Time: 9:30 PM
Venue: UA Langham Place

ブラジルのリオとサンパウロで3月25日−4月5日に開かれる「It's All True」映画祭でも、『精神』が上映されます。スケジュールは下記サイトで。
In Rio and Sao Paulo in Brazil, from March 25 till April 5th, MENTAL will be screened as a part of IT'S ALL TRUE FILM FESTIVAL. The schedule can be checked at the site below.
http://www.itsalltrue.com.br/2009/home.asp?lng=I

その後はドイツのフランクフルトで行われるNippon Connection映画祭で上映されます。
After that, MENTAL will be screened at NIPPON CONNECTION FILM FESTIVAL in Frankfurt, Germany.
http://www.nipponconnection.de/nippon-2009/index-jap.html

日本での『精神』公開も、準備が着々と進行しています。 まだ工事中のページも多いけど、『精神』日本語公式サイトはリニューアル中。
The preparation for the theatrical release in Japan is in progress. The renewed official website has a lot of pages still under construction, though.
http://www.laboratoryx.us/mentaljp/index.php

宣伝ブログも立ち上がり、ただいま、『精神』応援団を募集中です。どうぞご参加くださいませ!
The blog by the publicity team has been set up. We're looking for enthusiastic supporters of MENTAL.
http://ameblo.jp/mentaljp/theme-10011471332.html

Monday, March 16, 2009

メルマガに『精神』の批評掲載!

梶村昌世さんによる『精神』の批評が、ベルリン映画祭のレポートの一環として、メルマガ「ドキュメンタリー映画の最前線」に掲載されました。以下、『精神』に関連する部分の引用です。

人間に迫るということが、ドキュメンタリー映画であろうがフィクション映画であろうが、いちばん大きな課題であるようだ。それを静かながら強くやっているのが想田和弘監督の『精神』である。このドキュメンタリー映画は岡山のある外来の精神科治療所の数人の患者とそこで働く医師とスタッフのポートレートであり、想田監督は素朴な撮影スタイルで丁寧に人々を描いている。タブー視したくないと患者の顔にモザイクをかけず、じっと状況を観察し、人々の話に耳を澄ませる。健常者と精神病を持つ人の間には大した距離がないことが映画から伝わり、逆に精神病を嫌がりタブー化する社会が病んでいるのではないかという問いが自分の中で生まれる。それでも匿名ではなくフランクにカメラの前で自分の病いを語る患者の勇気には圧倒された。日本では初夏より公開が決まっているが、そうすると登場している人々たちは社会と強く向き合う必要があるだろう。それは危険じゃないかという日本人の観客の質問に対して監督は覚悟の上で映画を作ったと語る。この映画に登場してもらうまでに患者の人々と築く信頼関係、何度も登場を迷う患者、一ヶ月間で撮った素材を10ヶ月間もかけて編集し、そういうプロセスを重ねて来た映画だからこそ、揺るげないコミュニケーションが起きるのだろう。人を見つめるというやさしく強い眼差しがこの映画にはある。


メルマガ全文を読むにはこちら!
http://www.mag2.com/m/0000116642.html

Sunday, March 15, 2009

マイアミ映画祭で審査員特別賞!Special Jury Mention at Miami!

I just found out that MENTAL received "Special Jury Mention (for the courage of the subject matter)" at Miami International Film Festival! I didn't know this since I left Miami for Paris before its closing ceremony. I'd like to celebrate it with all the participants to the movie.

『精神』がマイアミ国際映画祭で、審査員特別賞(題材に取り組んだ勇気を称える)を受賞しました!授賞式の前にパリへ飛んでいたので、今まで知りませんでした。『精神』関係者のみなさんと喜びを分かち合いたいです。

http://www.miamifilmfestival.com/daily_wrap_one.cfm?id=1009&date1=2009%2D03%2D14%2000%3A00%3A00%2E0&pik=1

Wednesday, March 11, 2009

To Paris パリへ

We are now flying to Paris to show MENTAL at Cinema du Reel at Pompidou Center.
We'll have a debate after the screening on March 12th, so see you there!
今日、マイアミからパリへ飛びます。ポンピドーセンターで開かれるシネマ・ドュ・レエルで『精神』を上映します。12日には質疑応答もありますので、パリのみなさんにお会いできるのを楽しみにしております!

CINEMA DU REEL (Pompidou Center, PARIS)
Thursday 12 March 2009 at 20:45 – Cinéma 1
Friday 13 March 2009 at 16:00 – Petite Salle
http://www.cinereel.org/article3369.html

Tuesday, March 10, 2009

マイアミにて In Miami






人間、活発に動き続けていると、かえって自分や世界のことが分からなくなるものである。立ち止まって静かに内省的になる時間は、動く時間と同じくらい重要だなあと思う。

マイアミ映画祭は、立ち止まってゆっくり考える時間になりつつある。というのも、ここのところ動き通しで自分がどこへ向かおうとしているのか、何が何だか分からなくなりかけ、息切れしていたところに、北米というよりもラテンアメリカに近いゆったりとした時間が流れるマイアミで、ビーチに面したホテルに泊まることになり、ガツガツ映画を観たりプロモーションに精を出したりするよりも、ここはぼんやりと海でも眺め、さざ波に耳をそばだてている方がよほど有益であると決め込んだからである。

すると、この前まで努力して読もうとしてもなぜか読めなかった本に、自然に手が伸びる。そして、乾いた砂に水がすっと滲み込んでいくように、体と心の中に浸透していくのであった。

一冊は、この前鼎談させていただいた、ライムスターの宇多丸さんのお父さん・石川信義さんの本「心病める人たち ー 開かれた精神医療へ」(岩波新書)。精神科医の石川氏が、閉鎖病棟中心の惨憺たる精神病院に見切りをつけ、自ら開放病棟のみの三枚橋病院を創設し、患者たちと共に闘って来られた半生を、単刀直入な熱い言葉で、文字を紙に叩き付けるように綴っておられる。これにすこぶる感銘を受けた。石川先生にぜひお会いしたいと思ったし、こらーるの山本先生と対談などしていただいたら、どんなに面白いだろうと思った。何とか実現できないかな。

もう一冊は、村上春樹「ノルウェイの森」(講談社文庫)。この本が出版され話題になった頃、僕も一応読んだんだけど、その頃はピンともカンとも来なかった。ところが最近、『精神』を観て同書を始めとする村上作品を思い出したという人が数人現れたので、これはもしやと思って文庫本を手にしたのであった。そしたら、まだ途中だけれど、これが何とも面白い!なぜ大学時代の僕には、この魅力が分からなかったんだろう。村上作品は自分には合わないと決め込んでいた自分が恥ずかしい。そして確かに、「ノルウェイの森」の世界は、『精神』で描くことになった世界と何らかの関係があるように思えた。

それにしても、昨夜の『精神』の上映は、ちょっとハラハラした。上映時間(夜8時半)になっても上映技師が現れず、やっと現れても何かのトラブルで映像が流れず、45分間くらい上映が遅延した。やっと始まったと思ったら、絵は緑がかっていて暗過ぎるし、音声はボリュームが大きい部分がひずんでしまい不快な音を出す。上映しながらいろいろいじってもらったが、全然直らない。ストレスだった。特に、帰りの時間を気にしてか、不快な音に耐えられないのか、かなり大勢のお客さんが途中で帰ってしまったので、しばらくはトラウマになりそう…。というか、昨夜は夢に出て来た。映画というのは、実は本当にデリケートなもので、最後の最後にそれまでの苦労が水の泡になってしまいうるのだ。

それでも上映後の質疑応答まで残ってくれたお客さんは、いつものように熱かった!それに救われた。

Sunday, March 08, 2009

Miami Screening Schedule Changed

The screening schedule of MENTAL on March 9th at Miami Int. Film Festival has been changed to 20:30- (it used to be from 21:30). I'm coming to the Q&A on 9th. The correct schedule is as follows:
See you there!

Monday, March 9 at 20:30-(Cosford U/M) with Q&A
Thursday, March 12 at 16:15- (Regal S Beach 17)
http://www.mdc.edu/filmfest/Categories.aspx?CatType=DC

Saturday, March 07, 2009

Miami Int. Film Festival

マイアミ国際映画祭に来ています。『精神』はドキュメンタリー・コンペ部門。上映スケジュールは下記の通りです。

We're at the MIAMI INTERNATIONAL FILM FESTIVAL to present MENTAL in Documentary Competition. The screening schedule is as follows:

Monday, March 9 at 20:30-(Cosford U/M) with Q&A
Thursday, March 12 at 16:15- (Regal S Beach 17)
http://www.mdc.edu/filmfest/Categories.aspx?CatType=DC

マイアミに着いた

今夜から『精神』上映のためにマイアミ映画祭に来ています。
が、着いた途端、いやー、久々にやられました。
夕飯でも喰おうと、カミさんと一緒に街に繰り出し、小洒落たレストランに入りました。
メニューを見てちょっと高めだなあと思いつつも、南国の浮かれた気分で「まあいいや」というノリだったのですが、「飲み物は何にしますか?モヒートがおススメですけど」とウェイターに言われたので、
「じゃあ、それ二つ」と二つ返事で気持ちよく注文したわけです。
そしたら、これがドーンっと…。洗面器か?と思われる様な巨大モヒートが二つ…。
こんなの飲めるか?でも凄い!と興奮したわけですけど、
メニューを見ても値段が書いてない。
で、精算する時にびっくり。1杯25ドル(約2500円)!マジですか。2杯で50ドル(約5000円)!
それって、飲み物の値段???
せいぜい高くても10ドルくらいだろうと見くびっていました。
これから気を付けます(笑)。
マイアミ、侮れないぞ〜。

<写真:値段を知らずに有頂天の私達>

Friday, March 06, 2009

ゆうばりの記事

ツタヤ・オンラインにゆうばりの記事がアップしました。『精神』の上映についても、記者さんの体験記風に詳しく書かれています。
ホテルに帰って一息ついた後は、ドキュメンタリー『精神』の鑑賞へ。ニューヨーク在住の想田和弘監督が、撮影30日、編集10ヶ月をかけて作り上げた作品で、釜山国際映画祭・最優秀ドキュメンタリー賞を受賞するなど、世界中から注目が集まっている映画。タイトルからも察しが付くように、現代の日本に生きる精神を患っている人々の素顔を追いかけています。そんな重いテーマを深夜に見るのは正直キツいかも……と、多少の不安はありましたが、気が付けば135分が経過。複雑な心境でエンディングを迎えていたのです。そして、驚いたのは真夜中にもかかわらず多く人が鑑賞していたこと。これには監督自身も驚いていたよう。

さらに、その後のティーチインは1時間に及び、ゆうばり映画祭史上最長のティーチインという記録まで樹立してしまったのです。賛否両論ではありましたが「観客に考える余地を与えるものが作りたかった」という監督の意図に、私たちは見ごとはまったということです。“観察映画”と言われるこの『精神』。決して楽しい映画ではないですが、ここまで人々を考えさせる、論じさせる映画は久々でした。6月に公開となるので、気になる方はチェックしてみてください。ちなみに、1時間のティーチインの後、会場の外に出てから観客同士でトークが始まり、途中から監督も加わって1時間以上立ち話に。ホテルの部屋に戻っても話が尽きることはなく、ルームメイトと朝の4時まで話し込んでしまいました。
(text/photo:Rie Shintani)

全文はこちらで。写真も。
http://www.tsutaya.co.jp/cinema/ch/yubari09/repo_3.html

Thursday, March 05, 2009

宇多丸さん・宮台さんとの鼎談など

都内で『精神』の特別試写を終えた翌3日、3件の取材を受けた。それぞれ深い話になり、とても意義深かった。

そして成田からNYに経つ4日、午前中にライムスターの宇多丸さんと社会学者の宮台真司さんとの鼎談を行った。お二人とも『精神』を高く評価してくださって、これまたディープな話になった。宇多丸さんのお父様は、開放病棟のみの病院をいち早く作られた精神科医・石川信義先生だそうで、不思議なご縁を感じる。掲載は6月だが、T.という映画雑誌に載る予定(TOHOシネマズ・シネコン限定販売だそうです)。

宇多丸さんのブログにも紹介!
http://playlog.jp/rhymester/blog/2009-03-05

お二人の応援コメント!

何ひとつ押しつけてはいないのに、強烈にドラマティックで忘れ難い。
これぞ想田流「観察映画」の真骨頂!
ーー宇多丸(Rhymester)

社会批判の枠組に映像をハメ込むのでない、
真実のドキュメンタリーが、ここにはある。
ーー宮台真司(社会学者)

明日からは既に真夏の気候のマイアミ国際映画祭、12日からはパリのポンピドーセンターで開かれるシネマ・デュ・レエル映画祭に出席する。その直後、再びパリで『演劇(仮題)』の撮影。気が抜けないな〜。

SCREENING SCHEDULE OF "MENTAL"

MIAMI INT. FILM FESTIVAL
Monday, March 9 at 20:30-(Cosford U/M)
Thursday, March 12 at 16:15- (Regal S Beach 17)
http://www.mdc.edu/filmfest/Categories.aspx?CatType=DC

CINEMA DU REEL (PARIS)
Thursday 12 March 2009 at 20:45 – Cinéma 1
Friday 13 March 2009 at 16h00 – Petite Salle
http://www.cinereel.org/article3369.html




Tuesday, March 03, 2009

朝日新聞北海道版に記事掲載

「朝日新聞」北海道版に、ゆうばり映画祭と『精神』に関する記事が出ました。

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000903020006

 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭は1日、閉会式を行い、グランプリに入江悠(ゆう)監督(29)の「SR サイタマノラッパー」を選んだほか、道知事賞や審査員特別賞を発表した。2日午後1時から市民会館でグランプリ受賞作を上映し、閉幕する。28日深夜から1日にかけては精神障害者の生活を追ったドキュメンタリー「精神」や小学生の妊娠・出産を描いた「コドモのコドモ」など、社会派の話題作を次々上映、その後の討論会では、監督と観客との間で熱く長い対話が続いた。
 「精神」は、前作「選挙」で自民党による選挙運動の舞台裏を赤裸々に描いた想田和弘監督が、岡山市内の診療所に通う統合失調症やそううつ病の人たちにカメラを向けた「観察映画」の2作目。
 討論会は午前2時近くまで続いた。想田氏は学生時代に精神の変調をきたして診察を受けた経験を語り、世間の精神病に対する「偏見のカーテン」を除去したかったと説明。モザイクの使用も「撮られる側の人権を守るためではなく、撮る側を守るための責任放棄だ」として一切拒否、撮影相手に同意を取ることを徹底した裏話を披露した。
 会場からは「病気や死と直面することで深く考えるようになり、逆に豊かな人生を送っている人がいることを知った」などの声が聞かれた。

Monday, March 02, 2009

日本国内向けポスター Poster for Japanese market


『精神』の日本国内向けポスターが出来上がりました。

板垣由雄氏によるグルグル巻きバージョンは、そのまま海外向けポスターとして使用させていただきます。

おんなじ映画でも、ずいぶん違うでしょ。

We have made a new poster of MENTAL for Japanese theatrical release.

The psychedelic version by Yoshio Itagaki will be still used for international markets.

I'm a bit amazed that the same movie can evoke something totally different.

都内で特別試写

昨日は中央法規出版の編集者の方と、僕がいま執筆中の『精神』に関する本についての打ち合わせをした。すでに書き上げていた第一稿について、コメントやご要望を聞いて、第二稿に取りかかるためである。

その後、都内の映画美学校第1試写室で、『精神』の特別試写を行った。席はだいたい埋まっていたし、盛況だったのであるが、質疑応答でガラにもなく緊張し、話しながらも息がしにくくてどうなることかと思った(汗)。でも、緊張の理由がよく分からない。強いて言えば、Mixiのメンタルヘルス系コミュで募集した当事者(病を患っている方)や、医療関係者の方、マスコミの方などが、主な出席者だったからかなあ。

しかしお客さんの質問は、容赦ない。「いくら気を付けても、映画を撮ることで患者を傷つけてしまう可能性は消えないと思う。それについてどう思うか?」「撮影許可を得たときの患者さんが、合理的な判断ができる状態かどうか疑問があるが、それについてはどう対応したのか?」など、本質的かつ難しい問題に切り込んでこられる彼らに、めまいでフラフラしながら何とか精一杯答えた。

お客さんの一人がその場で「統合失調症である」とカミングアウトされ、「病気の人とそうでない人との間にはっきりとした境界線があると思うか?」と聞いてこられたのも印象的だった。

『選挙』の山さんご夫妻が駆けつけてきてくれて、山さんが質問してくれたときには、会場がどっと笑って、それでちょっと緊張がほぐれた。山さん、ありがとう!

今後の試写は3月6日から、都内で週に1回のペースで、計10回ある。

6月からの劇場公開に向け、いろんな方に観てもらって、口コミやブログで広めていって欲しいので、試写状をご希望の方は、弊社のメールアドレスまでご住所を添えてご一報ください。希望される理由も教えていただけると助かります。なお、数に限りがあるので、希望者が多過ぎる場合には、お断りしなければならない場合もありますので、ご了承下さい。 (具体的な日程や場所は個別にお教えします。試写状がないと入場はできません)

info@laboratoryx.us

**ご希望の方多数につき、取り敢えず受付を終了させていただきました。どうもありがとうございました!
(マスコミの方、批評家の方、精神医療関係者の方等は、配給のアステア社まで直接お問い合わせ下さい)。

Sunday, March 01, 2009

ゆうばり、あれこれ。






ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で『精神』を上映しました。夜10時30分からの上映にもかかわらず、会場には多くの観客が来て下さいました。上映が終わったのは深夜12時45分。例のごとく、質疑応答は白熱し、深夜2時まで続きました。しかし、その後もみなさん、なかなか帰ろうとせず、結局ロビーで次から次へと話し込み、ようやくお開きになったのが深夜3時。観たら、それについて話したくなるのが、この映画の傾向のようです。疲れたけど、楽しかったし、嬉しかったです。

夕張は、清水の流れる渓谷と、おしろいのような粉雪が美しい街でした。街には映画の看板がかけられ、否応無く気分が盛り上がります。初めてくる街なのに、なぜか懐かしい感じがします。

地元の方々の歓待ぶりが凄く、街を歩いていると色んな方から話しかけられます。話しているうちに、「監督さん、私の息子みたいに思えるわ〜」と道ばたの屋台でお酒やごちそうを振る舞ってくださるお父さんもいて、なんだか嬉しかったです。まさに街全体がお祭りで、映画「祭」の原点をみる思いがしました。リピーターが多いのも頷けます。

一方で、炭坑が閉鎖して以来の人口流失と経済破綻の傷は深く、最近、閉店や廃業を余儀なくされたお店や施設も目立ちました。地元には高齢者しか住んでいないそうで、映画祭が終わると火が消えたようになるんだと、前述のお父さんがポツリとおっしゃったのが印象的でした。

また新作を持って「ただいま」と言いたいです。

Thursday, February 26, 2009

ゆうばりに着いた Arrived in Yubari

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に着きました。
雪国です!地元の方々の温かいお出迎えで幕が開きました。

2月28日22時30分から、『精神』の上映&質疑応答。
http://yubarifanta.com/index_pc.php?ct=films.php&langue=21010

Monday, February 23, 2009

ニワトリと女学生

久々にベジタリアンの話題です。

朝日新聞電子版に、「育てたニワトリ食べた 畜産実習の経験が道徳の教材に」という題名の記事が載っていた。「命を大切に」という話なんだろうけど、心を通わせたニワトリを泣きながら殺し、無理して食べておきながら、命の大切さも糞もないだろうと思う。

この女学生は、本当は食べたくなかったに違いない。実際のところ、女学生は食べる必要などなかったし、ニワトリには死なねばならない理由もなかった。人間とニワトリの間に培われた信頼の絆も破壊される筋合いなどなかった。

しかし、食べるために実習として育てたのだから食べなくてはならない。だから食べた。要するに、自らの倫理観を持てず、社会の道徳、世間の事情に負けたといえる。とても褒められた話ではない。いってみれば悲劇である。

この手の道徳話に決定的に欠けているのは、ニワトリを食べないという選択、チョイスである。その可能性が視野にあれば、女学生はこんな辛い思いをしなくて済んだのではないか。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200902240051.html

明日から日本 Leaving for Japan

NYに帰ったのもつかの間、明日から日本へ一時帰国します。

2月28日22時30分から、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で『精神』の上映&質疑応答。
http://yubarifanta.com/index_pc.php?ct=films.php&langue=21010

3月1日は竹馬靖具くんの驚愕のデビュー作『今、僕は』上映後トークにゲストとして参加。17時からの回です。
http://www.ima-bokuwa.com/

3月2日は都内で『精神』の特別上映会です。

いったんNYに戻り、

3月6日からマイアミ国際映画祭に参加します。『精神』はコンペ部門に正式招待されています。
上映日程:
Monday, March 9 at 21:30-(Cosford U/M)
Thursday, March 12 at 16:15- (Regal S Beach 17)
http://www.mdc.edu/filmfest/Categories.aspx?CatType=DC

そして3月12日からはパリへ。ポンピドー・センターで開かれる「シネマ・デュ・レエル」映画祭のコンペ部門に『精神』は招待されています。
上映日程:
Thursday 12 March 2009 at 20:45 – Cinéma 1
Friday 13 March 2009 à 16h00 – Petite Salle
http://www.cinereel.org/article3369.html

しばらく強行軍の旅が続きます!

Tomorrow, I'm flying to Japan to attend the following events.

On February 28 at 22:30, MENTAL will be screened at Yubari Int. Fantastic Film Festival. I'll do Q&A, too.
http://yubarifanta.com/index_pc.php?ct=films.php&langue=21002

On March 1, I'll join a discussion with Yasutomo Chikuma after the screening of his fantastic debute feature "I, now..." which starts at 17:00.
http://www.ima-bokuwa.com/

On March 2, We'll have a special screening of MENTAL in Tokyo.

After briefly returning to NY,

I'll attend Miami International Film Festival showing MENTAL in competition.
Monday, March 9 at 21:30-(Cosford U/M)
Thursday, March 12 at 16:15- (Regal S Beach 17)
http://www.mdc.edu/filmfest/Categories.aspx?CatType=DC

Then, on March 12, we'll move to Paris to show MENTAL in the competition of Cinema du Reel at Pompidou Center.
Thursday 12 March 2009 at 20:45 – Cinéma 1
Friday 13 March 2009 à 16h00 – Petite Salle
http://www.cinereel.org/article3369.html

Obviously, I'll be on the road trip for a while.

MoMA's screening was a big success! MoMAでの上映、大盛況!

I was so happy to be able to introduce my film MENTAL to the NY audience at MoMA today. I was pleasantly surprised that the big theater with 450 seats was pretty much packed. The reaction from the audience during and after the screening was so NY - I love this city! Plus, there were so many friends in the audience! Thank you, guys, for coming!!!

今日のMoMAでの上映は、本当に楽しかった。450席もある大きな劇場がほぼ満席で、ちょっと驚いた。上映中も、質疑応答も、お客さんの反応がニューヨークらしく、やっぱりここが僕のホームなんだなって思ったなあ。友達も大勢来てくれて、久々の人にも会えて、嬉しかった。みなさん、ありがとうございました!

Saturday, February 21, 2009

Review by Anne Thomas

A very nice article by Anne Thomas to compare MENTAL and DEEP IN THE VALLEY, a film by my friend Atsushi Funahashi came out. This is how it starts out:
Japanese cinema at the Berlin Film Festival, which closed on Sunday, was represented by a rich selection that ranged from children’s docu-fiction to hardcore trash. Reporter Anne Thomas was impressed by two films in particular.
"Mental” (“Seishin”), an extremely sensitive documentary by Soda Kazuhiro and “Deep in the Valley” (“Yanaka Boshoku”), a beautifully-shot cross between fiction and documentary by Funahashi Atsushi, both tell the story of communities isolated from the mainstream.

To read the whole article:
http://www2.dw-world.de/southasia/germany/1.234926.1.html

Thursday, February 19, 2009

Sunday Feb 22 at MoMA!

We're back in New York. This Sunday (Feb 22) at 2:30 PM, MENTAL will be screened at MoMA, NYC as a part of Documentary Fortnight festival. I'll do a Q&A after the screening.

$10 for adults. $8 for seniors. Admission is free if you are a member of MoMA or have a ticket to enter the museum. It's also free for 16 years old or younger.

I hope to see you there!

http://www.moma.org/calendar/films.php?id=12245&ref=calendar

ニューヨークに戻りました。今週の日曜日(2月22日)の午後2時半から、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で『精神』が上映されます。上映後の質疑応答もやります。

入場料は、映画だけなら一般が10ドル。シニアは8ドル。美術館のメンバーや美術館への入場券をお持ちの方は、無料です。16歳以下の子供も無料。

NYのみなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

http://www.moma.org/calendar/films.php?id=12245&ref=calendar

朝日新聞に記事掲載

2月17日付けの朝日新聞に、「斬新な表現光る日本勢」という見出しの記事が載りました。『精神』のベルリン上映についても触れられています。

 ドキュメンタリー「選挙」が07年のフォーラム部門で話題を呼んだ想田和弘監督は今回、精神科診療所の患者、医師たちを見つめた「精神」で招かれた。満席となる回が出るなど、関心を集めた。
 質疑応答で撮影の苦労を尋ねられると、監督は「日本のテレビドキュメンタリーのように患者の顔を隠したり、声を変えたりしたくなかった。撮影をお願いしても、10人中、8、9人には断られた」と振り返った。
 (中略)フォーラム部門は前身の時代の91年から、園監督に目を付け、今回が4作目。2度目の想田、舩橋両監督もおり、映像作家の成長を見守っていく意志が感じられる。

全文は、こちらから。
http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY200902180145.html

Sunday, February 15, 2009

Friday, February 13, 2009

Paris パリ

We arrived in Paris last night, and started shooting playwright/theater director Oriza Hirata and his company today. They are rehearsing a new piece "Solders and Sand" produced by a French national theater in Gennevilliers. 2 Japanese and 6 French actors play the piece together.

昨晩、パリに着き、今朝から平田オリザさんの作品『砂と兵隊』の稽古を撮り始めました。この作品は、ジュヌビリエにあるフランスの国立劇場が製作し、日本人の俳優2名とフランス人の俳優6名が演じます。日本語とフランス語が飛び交う稽古場、面白い〜。

Wednesday, February 11, 2009

Last screening of MENTAL at Berlinale ベルリン映画祭最後の上映!

Some pictures from the last official screening of MENTAL at Berlin Film Festival which took place at beautiful Delphi theater. It was also packed with audience! The Q&A was limited to 20 minutes since another movie was starting right after that, but many audience members asked me questions outside the theater.

『精神』のベルリン国際映画祭最後の公式上映の様子です。またもや劇場はお客さんで埋まりました。次の映画が始まるため、質疑応答は20分程度でしたが、その後も劇場の外でお客さんからたくさんの質問を受けました。




Review on MENTAL

Another review on MENTAL in German on "Derstandard."

http://derstandard.at/?url=/?id=1234370623830

バラエティ・ジャパンの記事

ちょっと不正確なんですが、バラエティ・ジャパンに記事が載りました。「ドイツで公開が決定」とあるけど、そういうわけではないです。ドイツにあるセールス・エージェントFilms Boutiqueが世界配給権を得たというのが正確です。つまり、Films Boutiqueが、これからドイツを含めた様々な国に配給権を売って行きます。また、次回作は「平田オリザさんの半生を描く」というとニュアンスが違って、実際には平田さんと青年団を被写体にした観察映画第3弾です。
*若干記事を直してくださったようです。

http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000iyup5.html

Article on Village Voice

On Village Voice, an article about MoMa's Documetnary Fortnight program just came out. It describes MENTAL very positively (although the screening date is wrong- correct date is Feb 22).
The next series standout is Kazuhiro Soda's Mental (February 20), about the depressed, neurotic, and otherwise paralyzed patrons of a Japanese psychiatric clinic. Hitting hard with a few quick, numbing consultations, Soda then slowly and compassionately circulates among patients and staff. Though the film is noted for breaking Japanese taboo-powered silence about mental illness, I haven't seen many American documentaries as devoted to stalled-out minds. Soda's appreciation for his subjects' desperate resilience and camaraderie is balanced by an unappeasable crank monopolizing the community-center phone at the film's conclusion.

http://www.villagevoice.com/2009-02-11/film/living-ain-t-easy-at-moma-s-documentary-fortnight/

Monday, February 09, 2009

Variety article

Headline on Variety on my next project about Hirata Oriza.

http://www.variety.com/index.asp?layout=festivals&jump=story&id=1061&articleid=VR1117999830&cs=1

Review on MENTAL

Another great review on MENTAL and other films (by Kevin Lee).
http://www.theauteurs.com/notebook/posts/531
Mental (dir. Kazuhiro Soda) – As Neil Young has already indicated, this film may test the patience of some, but for me this observational documentary about a Japanese mental health facility is worthy of the mantle of Soda’s idol Frederick Wiseman. The film extends itself to its subjects, allowing them to express themselves in their own time, making up for the gross neglect paid them in a society where the mentally disabled are kept well from view. This cinematic act of generosity eventually reaps ample rewards as the patients’ oddly lucid musings on the purpose of their lives and their struggles with happiness and compulsive thoughts of suicide lead to a startling universality. If the Berlinale gave awards for the “performances” of documentary subjects, surely one would go to Sugano, a brilliant but fragile ex-social worker who directs his own scenes and whose poetry provides the script for one of the most emotionally affecting scenes of the festival so far.

Sunday, February 08, 2009

Interview on NetLounge DV

My interview on MENTAL came out on NetLounge DV.

http://www.netloungedv.de/index.php?id=187

シネマ・トゥデイに掲載!Article on Cinema Today

シネマ・トゥデイにベルリン・プレミアのニュースが掲載されました!
http://cinematoday.jp/page/N0016867

ベルリン映画祭2回目の上映も満員! Sold-out for the second screening at Berlinale




The second screening in Berlin on Feb 7th was quite amazing. The huge theater with 725 seats was sold-out! The Q&A session lasted for 70 minutes until 1:40 AM when we were kicked out of the theater because it was closing. I'm very happy.

7日に行われた2度目の上映も、ちょっと驚く反応でした。725席ある巨大な劇場が売り切れるとは、全然予想していませんでした。ベルリン自由大学の福澤先生にドイツ語通訳していただいた質疑応答は70分間、午前1時40分まで続き、最後には劇場から追い出されました(笑)。

Friday, February 06, 2009

Interview by Chris MaGee

Chris MaGee of Toronto J-Film Pow Pow did a lengthy interview with me. He really transcribed everything I said, which is amazing to me. Sorry about my broken English, but please check it out.

http://jfilmpowwow.blogspot.com/2009/02/kazuhiro-soda-on-his-award-winning.html

ベルリン・プレミア満員御礼!Premiered in Berlin!

We just had a premiere of MENTAL at Berlin Film Festival's home base Arsenal theater in front of a sold-out audience! The discussion after the film was very meaningful and active. Thank you, Berlin! (I'm so tired, so I'll write the details later).

ベルリン映画祭での『精神』プレミア、無事終わりました。チケットは売り切れ。上映後の質疑応答も白熱しました。ありがとう、ベルリン!(クタクタに疲れたので詳しい話は後日!)




Picture : Christoph Terhechte, the director of Forum section of Berlnale and me.
写真:クリストフ・テルヘヒテ(フォーラム部門ディレクター)と僕

Thursday, February 05, 2009

ベルリンに着いた Now we're in Berlin

We just arrived in Berlin. Because of flight delay, I had to reschedule three interviews!

But the press screening seems to have gone well, according to our fantastic publicist.

We saw the opening film THE INTERNATIONAL, a hollywood big budget film, and were quite impressed.

MENTAL's remaining screening schedule
http://www.arsenal-berlin.de/en/forum/
Feb 6, 18:00 Arsenal
Feb 7, 22:15 Cubix 9
Feb 9, 16:00 Delphi-Filmpalast
Feb 10, 19:00 Marriott 1 (Market Screening)

Pictures: Me and Kiyoko at the opening ceremony, with Mr. Wim Wenderse (my hero), interview by FAZ, important German newspaper.

2度目のベルリン映画祭、僕らのフライトが遅れ、予定していたマスコミ取材を3本も明日に回してもらったりして、バタバタした幕開けでしたが、元気にやってます。

今日はプレス向けの試写がありましたが、パブリシストによれば人もそこそこ入ってたみたいだし、順調な滑り出しです。

オープニング上映の『The International』というハリウッド大作を観ましたが、ハリウッドお決まりの紋切り型がなく、複雑な世界を複雑なまま描いていて、作品としてスゴかったです。でも、単純じゃないので、売れないかもしれないなあ。

『精神』ベルリン映画祭での今後の上映予定
http://www.arsenal-berlin.de/en/forum/
Feb 6, 18:00 Arsenal
Feb 7, 22:15 Cubix 9
Feb 9, 16:00 Delphi-Filmpalast
Feb 10, 19:00 Marriott 1 (Market Screening)

写真:開幕式にて、あこがれのヴィム・ヴェンダース監督と一緒に、そしてFAZ(ドイツ有力紙)のインタビュー



Wednesday, February 04, 2009

『今、僕は』I, Now...

もう一年くらい前のことだったか、同郷(栃木県足利市)だという若者からメールが届いた。
「初めて映画を撮ったので、観てください」。
彼の名は竹馬靖具。映画の題名は『今、僕は』
焼き上がったばかりのDVDをもらい、早速観た。

観て、ぶっ飛んだ。

初めての人間にはとても撮れるような映画ではないのである。
確信犯的にサブジェクティブなカメラやモンタージュには、巨匠の風格さえ漂う。
しかも竹馬自身が主演で、この演技がこれまたとてつもなく迫真で、一流である。

聞けば、映画学校にさえ通ったことがないという。
驚異である。凄まじい才能の出現である。

2月14日から、渋谷のアップリンクで上映される。
この機会を逃す手はない。

Description on MENTAL

Dorothee Wenner, a selection committee member of the Forum, Berlinale, has written up a beautiful description of MENTAL. Thank you, Dorothee!

http://www.arsenal-berlin.de/en/forum/program/main-program/mental.html

Dr. Yamamoto Masatomo is seeing patients. The woman who enters his office recounts, completely distraught, how she wanted to kill herself the previous night because her friends have abandoned her. Dr. Yamamoto tells her to ask her friends why they abandoned her – and promptly calls for the next patient. At first the doctor comes across as a callous old codger whose licence should be taken away, perhaps because he's too old to be any good at his job. But by the end of the film, which observes over a lengthy period the doctor, his working method, the patients and the staff at his outpatient mental health clinic Chorale Okayama in Japan, you want to kneel in reverence before this man whom his patients compare with Buddha.
Mental is at the same time a simple and yet monumental documentary film. With a high degree of empathy with people who suffer from mental illness, the director manages to present this special clinic as a microcosm in which all the fundamental questions of our time are asked. The film gives no answers; rather it is a humanist appeal – and an unusual declaration of love to the civilizing secrets of Japanese culture.
Dorothee Wenner

Tuesday, February 03, 2009

Article on Berlinale's Forum website

Forum section of Berlin Film Festival discussed our return to the festival in an article entitled "16 familiar faces at the Forum 2009." Please check it out!
http://www.arsenal-berlin.de/en/forum/news/news-display/article/1469/170.html?cHash=6ddba3fe16

Here's the excerpt.

At the Forum 2009, filmgoers won’t just have the chance to discover a wealth of new names and cinematic signatures. A whole range of filmmakers who have already shown one or more films at previous editions of the Forum will also be making a welcome return.

Japanese director Soda Kazuhiro is, for example, just one of the 16 directors back with us this year; his debut Campaign was shown at the Forum in 2007. His new film Mental (Seishin) is an equally original and uncompromising filmic observation. His compatriot Funahashi Atsushi should also still be fresh in audience’s memories: his road movie Big River was shown at the Forum in 2006; his new film Deep in the Valley is a melancholy story set in Tokyo with a strong documentary leaning......(continued)


The whole program is also on their website.
http://www.arsenal-berlin.de/en/forum/program.html

Interview on NHK World


NHK, the public TV network of Japan, will air a six minute segment on me and MENTAL at 10:00, 12:00, 17:00, 23:00, and 24:00, Japan time on Feb 4 as a part of a news special on Berlin Film Festival.

This segment is intended for people outside Japan, so you can watch it in hotel rooms etc worldwide if they subscribe a channel called NHK World. I was interviewed in my office in NY in English.

It will also be streamed on the internet at the same time as the broadcast.
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/index.html

Please check it out!

---

NHK Worldが映画『精神』について、世界中で放映します。日本時間の2月4日午前10時、12時、17時、23時、24時だそうです。長さは6分程度。TVジャパンなどで視聴できるはずです。英語のニュースだそうで、僕はNYの仕事場で英語でインタビューされました。

同じ時間帯に、ネットでも見れるそうです。
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/index.html

よろしかったらご覧下さい。

Thursday, January 29, 2009

Interview on Ninjin.com

Elena Stevenson did a very nice interview with me about MENTAL for Ninjin.com. It's in English. Please check this out. Thank you, Elena!

http://elena.ningin.com/2009/01/29/mental-interview-with-japanese-filmmaker-kazuhiro-soda/

Saturday, January 24, 2009

Festival Updates for MENTAL 『精神』今後の映画祭日程

Here's an update on MENTAL 's festival screenings in 2009.
今後の『精神』映画祭上映日程です。

Berlin Int. Film Festival (Forum)
ベルリン映画祭フォーラム部門
http://www.arsenal-berlin.de/en/forum/
Feb 5, 11:15 CinemaxX5 (Press Screening)
Feb 6, 18:00 Arsenal
Feb 7, 22:15 Cubix 9
Feb 9, 16:00 Delphi-Filmpalast
Feb 10, 19:00 Marriott 1 (Market Screening)

Documentary Fortnight, MoMA, New York
ニューヨーク近代美術館
February 22 at 14:30
http://www.moma.org/exhibitions/film_exhibitions.php?id=11978&ref=calendar
(We'll do Q&A)

St. Joseph University in Lebanon
レバノン・セント・ジョセフ大学
February 24
http://www.usj.edu.lb/en/index.html

Yubari Fantastic Film Festival (Hokkaido, Japan)
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
February 28 at 22:30
http://yubarifanta.com/index_pc.php?ct=films.php&langue=21002
(We'll do Q&A)

Cinema du Reel at Pompidou in Paris (in competition)
シネマ・ド・レアル(パリ、コンペ部門)
March 5 till 15, Screening dates are TBA.
http://www.cinereel.org/index.php?lang=en
(We'll do Q&A)

Hong Kong Int. Film Festival (in competition).
香港国際映画祭(コンペ部門)
March 22 till April 13, Screening dates are TBA.
http://www.hkiff.org.hk/eng/news/index.html
(We'll do Q&A)

Buenos Aires Independent Film festival
ブエノスアイレス国際映画祭
March 25 till April 5, Screening dates are TBA.
http://www.bafici.gov.ar/

Nippon Connection (Frankfurt, Germany)
ニッポン・コネクション(フランクフルト)
April 15 till 19, Screening dates are TBA.
http://www.nipponconnection.de/nippon-2008/index-eng.html

Visions du Reel (Nyon, Switzerland, in competition)
ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭(スイス、コンペ部門)
April 23 till 29, Screening dates are TBA.
http://www.visionsdureel.ch/en.html

公共事業

アホな政治家や官僚が不必要な道路やダム、施設に巨額な無駄ガネをつぎ込み、国を借金漬けにしてしまったので、日本にはすっかり「公共事業アレルギー」が根付いてしまった。

でも、公共事業そのものが悪だと早計するのは危険だ。要は事業の中味である。

オバマの説く経済政策には、単なるバラマキとして不必要な公共事業を行うのではなく、国民の未来にとって必要な分野に投資をすることで経済を活性化させようという、一石二鳥の理念が垣間見える。

もちろんそれは、実行できて初めて意味を持つことなんだけど、そもそも理念がなかったら実行など不可能。そういう点で評価できると思う。

天下の愚作である定額給付金を経済政策の目玉だとか言っている、どこかの首相が、本当に情けない。

http://www.asahi.com/business/update/0124/TKY200901240164.html

【ワシントン=西崎香】オバマ米大統領は24日、週末恒例の大統領演説を就任後初めて行い、景気刺激策について「エネルギーや教育、医療、新たなインフラなど最も大切な優先分野で、21世紀中に我々の強さと競争力を保つために必要な投資をすることになる」と重要性を強調した。
 総額8250億ドル(約74兆円)の景気対策法案は議会が審議中だが「1カ月以内に署名したい」と、2月中の成立、実施をめざす。
 エネルギー対策では、風力や太陽光など代替エネルギーの生産力を3年間で2倍に増やす計画だが、必要な整備として「新たな送電線網を全米で3千マイル(約4800キロメートル)以上敷設する」と表明。さらに「連邦政府の建物の75%のエネルギー効率を改善して年間20億ドルの税金を節約し、250万世帯の(家屋の)断熱処理などで平均的な勤労家庭の光熱費が350ドル軽減される」と説明した。
 医療対策では、カルテなどの医療情報を5年間で電子化させる計画に加え、不況対策でもある低所得者向け公的医療の拡充などで「800万人以上の健康保険を保護する」とした。教育対策では、補修・近代化をはかる学校が1万にのぼり、図書館や実習施設などの改善で恩恵を受ける生徒は500万人を超す見通しという。
 インフラ投資では道路補修や高速インターネットのブロードバンド施設の拡充などのほか、90の主要港湾施設を重点整備する方針を表明。全体で「今後数年間で300万から400万人の雇用を維持・創出する」計画だ。(朝日新聞)

Wednesday, January 21, 2009

オバマ政権に期待する

あの史上最悪の大統領を8年間も最高権力に居座らせてしまうのがアメリカなら、その直後にオバマ大統領を選べるのもアメリカである。

昨日のテレビでブッシュ夫妻がどこか寂しげにヘリコプターに乗り込み、ホワイトハウスから飛び去るのを眺めながら、ああ、これでやっと、バカバカしく腹立たしくもあまりにもリアルな悪夢にピリオドが打たれるのかと、安堵した。

アメリカ人には、このような過ちを二度と犯して欲しくない。

オバマ大統領は初日から、グアンタナモ収容所を閉鎖するための手続きを開始した。

あの非合法な収容所を強引に作れてしまうのが大統領なら、それを鶴の一声でつぶせるのも大統領である。

今は、酷い権力者によってメチャクチャにされてしまったアメリカを、世界を、ひとつひとつ8年前の状態に戻してもらうことを期待するしかない。

http://www.asahi.com/international/update/0121/TKY200901210329.html

【ワシントン=梅原季哉】オバマ米大統領は20日、ブッシュ前政権がキューバ・グアンタナモ米軍基地に対テロ戦収容所と併設した特別軍事法廷について、閉鎖への見直し作業に入るようゲーツ国防長官に命令した。公約の一つに掲げてきたグアンタナモ収容所閉鎖に向け、政権発足初日からさっそく具体的な第一歩に踏み切った形だ。
 ロイター通信などが伝えた。グアンタナモ収容所全体についても、期限を設定して閉鎖を命ずる大統領令を一両日中にも出す可能性が取りざたされている。オバマ大統領は21日、ホワイトハウスで米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長らと会談。イラクから米軍戦闘部隊の大半を16カ月以内に撤退させる公約についても指示する。経済チームの会合も開く。
 特別軍事法廷については、オバマ氏の意を受けて検察側が20日、予審も含め現在進んでいる全事件について、120日間の休廷を法廷の軍判事に申し立てた。一部については軍判事が21日、受理決定を出した。弁護側は以前から法廷の枠組みそのものを批判しており、事実上の活動停止につながる可能性もある。
 オバマ大統領は、前政権による国際法無視の典型として国内外から批判を浴びてきたグアンタナモ収容所の閉鎖を公約してきた。だが収容者の中でも、9・11同時多発テロの首謀者とされるハリド・シェイク・モハメド被告(予審中)ら、国際テロ組織アルカイダの幹部をどう処遇するかが焦点となっていた。通常の司法の枠組みで訴追する方針になるとの見方が強まっている。(朝日新聞)

Monday, January 19, 2009

MENTAL at Berlinale! ベルリン映画祭での上映日程等


The full lineup of the Forum section of Berlin Film Festival was just announced.

http://www.berlinale.de/en/presse/pressemitteilungen/alle/Alle-Detail_4847.html

I'm so excited to return to Berlinale with my new work MENTAL (SEISHIN). Here's the screening schedule there. I'll be in Berlin from Feb 5 until 12 and do Q&A after the screenings.

Feb 5, 11:15 CinemaxX5 (press screening)
Feb 6, 18:00 Arsenal
Feb 7, 22:15 Cubix 9
Feb 9, 16:00 Delphi-Filmpalast

My long time friend/kohai Atsushi Funahashi's new work, DEEP IN THE VALLEY is also in the line up!

ベルリン映画祭フォーラム部門のフル・ラインナップが発表になりました。

http://www.berlinale.de/en/presse/pressemitteilungen/alle/Alle-Detail_4847.html

『精神』を持ってベルリン映画祭に再び行けるのは、本当に嬉しいです。僕は5日から12日まで滞在し、上映後の質疑応答に参加します。上映日程は次の通り:

Feb 5, 11:15 CinemaxX5 (press screening)
Feb 6, 18:00 Arsenal
Feb 7, 22:15 Cubix 9
Feb 9, 16:00 Delphi-Filmpalast

後輩で元テニス仲間の舩橋淳くんが監督した『谷中暮色』も上映されます。

Photo: Presenting CAMPAIGN at Berlinale 2007

Wednesday, January 14, 2009

『精神』の本 A Book about MENTAL

年末からガーッという感じで、本を書いてきたんだけど、
いちおう最後まで書けた。
書いてみると「俺はこんなこと考えてたんか!」などと
発見も多々あり、結構面白かった。
いま、カミさんが厳しい目でチェックしてるところ(笑)。
でも、400字詰め原稿用紙換算で300枚以上あるので、
読み直すだけで大変〜。
映画の公開に合わせ、5月に中央法規出版から出される予定です。

Since the end of December, I've been writing a book about MENTAL.
Now, I have a first draft.
It was an interesting experience because I discovered a lot of things about myself while writing.
Currently, my wife is checking the draft..She's a real tough critic!
But since it's "a book," just to read it once takes a long time.
It's going to be published in Japan in May - right before the release of MENTAL.

Sunday, January 04, 2009

明けないので、おめでたくない国

明けましておめでとうございます、といいたいところだけれど、年が無事に明けてない人が大勢おられることに、慄然とする他ない。しかも政府は開店休業状態で何も手を打てないから、この数は今後どんどん増えるだろう。「安心・活力」などと呑気に書き初めする首相の年頭会見は、ただただ、空虚に響くのみである。
 
そもそも、首を切られると同時に住居まで失ってしまうような雇用システムが、合法であることがおかしいし、合法にしてしまった政治がおかしい。はっきり言って、人道問題である。政治家たちは、いったい何を考えてるんだろうか。こんな異常事態になることなど、予想していなかったのか?

それにしても、この緊急事態に主体性を持って対応できるのが、巨大な組織と予算を持つ日本政府ではなく、湯浅さんが運営する小さなNPOだけであるということに、この国の危機的状況が浮き彫りにされている。

卓越した個人の意志と実行力の凄さに脱帽しつつ、皆の税金で運営されている厚生労働省は「調整」などでお茶を濁すな!と声を大にして言いたい。

都内4カ所500人分の宿泊場所確保 年越し派遣村
http://www.asahi.com/national/update/0104/TKY200901040129.html
朝日新聞、1月4日

「派遣切り」などで仕事と住まいを失った人たちに寝場所と食事を提供する東京・日比谷公園の「年越し派遣村」は4日、昨年12月31日の開村から5日間で500人近い人が入村登録をした。派遣村は仕事始めの5日朝に活動を終えるため、実行委員会が厚生労働省などと調整した結果、5日から12日まで、都内4カ所の公共施設に500人分の宿泊場所を確保することになった。
 開放されるのは中央区の閉校になった小学校2カ所と、練馬区にある都の体育館、大田区にある都の労働者向け一時宿泊施設。4施設にはハローワークによる就労相談や都社会福祉協議会による緊急資金貸し付け相談などの窓口を設ける。
 派遣村の入村者のうち、希望者は5日に、日比谷公園や厚労省の講堂から、公共施設に移動する。ボランティアが日比谷公園で行っていた炊き出しも5日朝で終わるため、食事は弁当を提供してもらうという。
 「満額回答。皆さんの声と存在が届いた結果です」。村長の湯浅誠・NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長は4日夜、新たな宿泊場所について村民に報告すると、集まった人たちから大きな拍手が起こった。
 昨年11月末に山口県内の自動車工場で雇い止めとなった元派遣社員の男性(51)は「とりあえず移る場所ができてよかった。ただ、1週間後のことを考えると安心はできない」と不安な表情を崩さなかった。岡山県の自動車部品工場の派遣契約を中途解除された男性(48)も「みんなが集まっていたから圧力がかかって国も動いたと思う。それがバラバラになると不安もある」と話した。
 4日午後には、民主党の菅直人代表代行や国民新党の亀井久興幹事長、新党大地の鈴木宗男代表ら野党各党の幹部も訪れ、「これは政治災害であり雇用災害だ」(福島瑞穂・社民党首)志位和夫・共産党委員長は「政治の責任で衣食住を確保しなければいけない」などと述べた。
 5日は通常国会が開会するため、入村者らは国会へのデモ行進や、議員会館内での集会で、与野党に派遣切りの実情を訴えて対策を講じるよう求める予定だ。
 派遣村の入村者のうち170人超が生活保護の申請を希望しており、5日から手続きに入る。
 このため、東京都千代田区は5日朝から、同区役所1階の区民ホールに臨時窓口を設け、職員OBも動員して生活保護の申請に訪れる人の相談に応じる。正式決定するまでには2週間程度かかる見込みだという。

Wednesday, December 24, 2008

HAPPY HOLIDAYS!


みなさん、よいお年を!
僕は年末年始も仕事…とほほ。
一年中寝正月みたいなニャンコがうらやましい!

想田和弘




Happy holidays, too you all!
But I'm working non-stop this holiday season.
I wish I was a cat...

Kazuhiro Soda

Thursday, December 18, 2008

MENTAL won Dubai! 『精神』がドバイ映画祭で最優秀賞!


MENTAL won the Best Documentary Award at Dubai International Film Festival (Muhr AsiaAfrica Documentary Award) ! I posed for a photo with the director of VACATION which won the Special Jury Prize in the fiction category. I thank again the patients who courageously appeared in the film.

『精神』が、中東で最大規模のドバイ国際映画祭で、アジア・アフリカ・ドキュメンタリー部門の最優秀賞をいただきました!写真でご一緒したのは、アジア・アフリカ・フィクション部門で審査員特別賞を獲られた門井肇監督(『休暇』)です。映画に出て下さった当事者の方々に、改めて感謝しています。

http://www.dubaifilmfest.com/en/media-center/press-room/press-releases/diff-honours-muhr-winners.html

バラエティ・ジャパンに記事が載りました。
http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000h2nd0.html

こんな写真も。
http://www.zimbio.com/pictures/82DozqOfTKI/5th+Annual+Dubai+International+Film+Festival/KGjJxqj-__B/Kazuhiro+Soda

Wednesday, December 10, 2008

MENTAL in Berlinale! 『精神』がベルリン映画祭へ!


I'm excited to announce that MENTAL, my latest feature observational documentary shot at a mental clinic in Japan, is now invited to Berlin International Film Festival (Forum, February 5-10), just like my previous movie CAMPAIGN!

It is also invited to Dubai International Film Festival (December 11-18), MoMA's Documentary Fortnight (February 11-28), Buenos Aires Independent Film Festival (March 25 - April 5), Hong Kong International Film Festival (March 22 - April 13), and Visions du Reel (April 23-29). It was world-premiered at Pusan International Film Festival in October, and won the best documentary award (PIFF Mecenat Award) there.

MENTAL will be theatrically released in Japan in June 2009. For details, please check our website below.

MENTAL Website: http://www.laboratoryx.us/mental/



岡山の精神科診療所で撮った最新の観察ドキュメンタリー映画『精神』が、『選挙』に引き続きベルリン国際映画祭フォーラム部門(2月5日−10日)に正式招待されることになりましたのでお知らせします。

『精神』は他にも、ドバイ国際映画祭(12月11日−18日)、ニューヨーク近代美術館のドキュメンタリー・フォートナイト(2月11日−28日)、ブエノスアイレス国際映画祭(3月25日ー4月5日)、香港国際映画祭(3月22日ー4月13日)、ヴィジョン・ド・レアル(4月23日−29日)にも招待されています。今年10月に開かれた釜山国際映画祭で世界初公開され、最優秀ドキュメンタリー賞にあたるPIFF Mecenat賞を受賞しました。

また、日本では2009年6月に劇場公開の予定です。詳しくは公式サイトをご覧下さい。

『精神』公式サイト:http://www.laboratoryx.us/mentaljp/

Wednesday, November 26, 2008

『精神』関係者試写会をやりました

11月22日、岡山で『精神』の関係者向け試写会を行った。映画に登場してくれた患者さん、医師、スタッフ、ボランティアの方々に初めて作品を見せる会だったので、どんな反応が出るのか、正直言って、試写会をやろうと決めたその日から、いや、カメラを回し始めてからずっと不安だった。というよりも、恐怖を感じた。

特に今回は、普通ならモザイクがかけられてしまう精神科の患者さんが、大勢素顔で登場している。普段から自殺願望を抱えている人も少なくなく、映画を公開することで何が起こるか分からない、最悪の事態になったらどうしよう、というのが僕の偽らざる心境だった。

でも、もっと不安だったのは被写体の人々、特に病を抱える当事者の方々だったと思う。自分が出た映画を観たい、いや、どんな風に撮られてるのか不安だから観たくない、そういう揺れ動く心をみんなが経験したと聞いた。実際、「絶対行かない」と公言していた人が直前になって観ようと決意し、会場に来てくれたケースもあれば、その逆もあった。

診療所の患者さんと仕事をする義母は、そうなることを予め見越し「みんなの命を守らにゃいけん」と、試写会前後の支援体勢について色々な手配をしてくれた。診療所のスタッフの方々も、試写会に向けて万全の環境を整えてくれた。

それでも、当日が僕にとって一種のクライシス、危機的状況になるであろうことは、容易に想像できた。詳しいことは後で本にする予定だし、ここには書かないが、実際、これまでの人生でも最大級の修羅場になった。質疑応答の際に、とある患者さんに激しく問い詰められたときは、心底、気が動転したし、その場に立っているのがやっとだった。でも、僕は気を取り直して自分の考えや気持ちを正直に伝えた。他の参加者もそれぞれの意見や感想を述べた。そして、議論するうちに最後にはお互い分かり合えた気がするし、僕を問い詰めた患者さんの表情や言葉も明るくなった。一種のカタルシス。雨降って、地固まった。全身の力が抜けた。

23日には山本先生への3時間に渡るロング・インタビュー、映画に登場してくれた当事者5人の座談会、義母と義父へのインタビューを行った。先に触れた関連書籍に盛り込むためである。

映画を撮ってる最中にも、山本先生にはいろいろ聞きたいことがあったのだが、当事者中心の映画にしたかったから、敢えて聞かずにいた。それがやっと実現できて、いろんな発見もあって、嬉しかった。山本先生は、やっぱり偉大な人だと思う。

当事者の座談会は、試写会後の質疑応答とはうって変わって、和やかな雰囲気で進められた。前の日に僕を厳しく追及した患者さんも、時には泣きながら、時には笑いながら、自分の心境や境遇を改めて語ってくれた。僕は心からホッとした。この映画を撮って良かったと、改めて思った。

映画美学校で講座

12月2日(火)、映画美学校の公開講座「ノンフィクション講座」にゲスト講師として呼ばれています。僕がニューヨークのSVAという美大の映画学科で作った初期の劇映画や、テレビ用のドキュメンタリー作品等を上映しながら、観察映画に取り組むに至った動機や道筋などについて語ります。講座の主である代島治彦氏との対話の形で進行していきます。

一般にも公開されている講座ですので、ぜひご参加を!!!

http://www.eigabigakkou.com/public/index18.html

Tuesday, November 18, 2008

ロボット演劇『働く私』

大阪で平田オリザ氏の新作『働く私』の稽古を撮って、いま新幹線で帰京しているところです(イーモバイルっつーのを勧められて買ったんだけど、新幹線でもパソコンをネットにつなげてスゲー便利。トンネルではさすがに切れちゃうんだけどね)。

『働く私』は、なんとロボット2体と人間の俳優2人がお芝居をするという、世界初の試み。ロボットは三菱重工製のWakamaruというモデルなんだけど、動きや声の抑揚が細かくプログラミングできるので、平田さんの台詞を役者さんと一緒に「演じる」と、ホント、生きてるみたいだった。

http://fringe.jp/topics/2008/10/261.html

Tuesday, November 11, 2008

青年団の撮影、再び

昨日から青年団の撮影を再開した。昨日は、夏から稽古している『冒険王』の仕込み。アゴラ劇場が工事中で、もの凄い騒音の中、搬入やセット・会場作りが行われた。

今回の滞在では、『冒険王』の他、新作『サンタクロース会議』や、世界初のロボットを使った演劇『働く私』の舞台裏と本番を撮影させてもらう予定。

早目に終わったので、筑紫哲也さんの2時間追悼番組に間に合った。前日に見つかった筑紫さんの日記「残日録」を軸にした、凄い番組だった。見終わった後で、番組が出来る過程を後でご家族から聞いて、奇跡的に出来た番組だったんだなあと胸が震えた。改めて、惜しい人に逝かれてしまいました…。

Friday, November 07, 2008

筑紫哲也さん

7日の朝、筑紫哲也さんが亡くなった。
ショックで呆然とするしかない。
東大新聞に籍を置き、ジャーナリストを目指していた頃から、
尊敬し憧れていた。
僕にとってのヒーローだった。
いつかいい仕事をして、番組にゲストとして呼んでもらうんだと、
密かに自分の目標というか、夢にしていた。
もちろん、おこがましくてそんなことはこれまで誰にも言ったことはない。
ところが『選挙』がベルリン映画祭で公開されたとき、
ニュース23で取り上げてもらえた。
あのときは本当に驚いたし、ただならぬ感慨を憶えた。
スタジオには呼んでもらえなかったけど、
人生の新しい章が開いたような気がした。
結局、一度もお目にかかれなかった。
この喪失は大き過ぎる。
僕にとっても、日本にとっても。
明日東京へ向かうので、お別れを言いに行きたいです。

Wednesday, November 05, 2008

Obama Wins

歓喜というよりも、ホッとしました。マケインが勝ったら、本気でアメリカを引き揚げるつもりだったし。それにしても、8年間のダメージは大きかった…。二つの泥沼戦争、未曾有の経済危機、貧富の差の拡大、恐るべき赤字財政…。

アメリカ人、はっきり言って気付くの遅過ぎる。しかし、永遠に気付かないよりはずっといい。乾杯。

Tuesday, November 04, 2008

台湾にて In Taiwan









11月2日から、台湾国際ドキュメンタリー映画祭に出席するため、台湾第3の都市・台中に来ている。摂氏27度!未だにここは夏である。

3日の朝、さっそく他の審査員との顔合わせ。インターナショナル・長編映画コンペティション部門の審査員は僕を含め3人。映画監督のミカエル・ヴェッター氏(65歳のメキシコ在住オーストリア人)、映画監督で台湾国家文化芸術基金所長の黄明川氏(52歳の台湾人)、そして僕(38歳)である。3つの世代が集まったねえ〜と言いながら、朝食ミーティング。

14カ国から集まった15本の作品を4日間で観て、グランプリ1本と次席2本を選ぶ。この前のPBSの番組審査委員会でも思ったけど、他人の作品を審査するというのは、本当に難しい。映画を観た直後にちょっと話しただけでも、他の審査員とは意見が割れる。

結局は、映画を作った人の主観と、選ぶ側の主観が入り乱れ、火花を散らしてぶつかり、共倒れになった落ちどころで順位が決まるような感じ。いずれにせよ、好き嫌いが影響する極めて主観的な作業であり、絶対に科学的ではない。しかし、どの映画を選ぶかで、その映画の運命を左右してしまうようなこともあるから、いい加減には決められない。

その一方で、3日には『精神』の上映があった。釜山での受賞がニュースとして流れていたせいか、上映前から長い行列ができ、場内は満員。
http://www.tidf.org.tw/2008/ch/news_detail.php?&uid=28

上映後もお客さんのほとんどが残ってくれ、白熱した質疑応答が展開された。出された質問は、「あのような診療所は日本では典型的なのか?」「どうやって撮影許可を得たのか?」「被写体にあれほど心を開いてもらえた秘訣は?」「音楽を使わない理由は?」などなど。

観客の主流は、20代らしき若者。とくに女性が多い印象を受けた。質疑応答が時間切れで打ち切られた後も、ロビーでお客さんに取り囲まれ、美術館の閉館で追い出されるまで延々と議論を続けた。『選挙』の上映ときは、ガハハと笑ってハイ解散、という感じが多かったけれど、『精神』はいつまでも議論が尽きない傾向にある気がした。それは正に僕の望むところであるから、時間が許す限りとことん語り合おうと思う。

http://www.tidf.org.tw/2008/ch/news_detail.php?&uid=45

4日には、SVA映画学科時代の盟友で今は台湾に帰っている撮影監督のルーク・チェンとその家族が、僕に会いにわざわざ台北から来てくれた。ルークは僕が学生時代に撮った作品のほとんどで撮影監督(カメラマン)をやってくれた、いわば同じ釜の飯を食った仲である。もうすぐ2歳になる娘さんに初めて会った。ルークは「俺、コイツが幸せなら何がどうなっても全然かまわない」とか言って、娘にメロメロ…。あのルークがねえ、と、彼の髭に白髪が交じっているのをマジマジと見つめながら、深い感慨に包まれた。なんにせよ、親子三人でホントに幸せそうで、心から良かったなあと、僕は感動せずにはおられなかったのである。

Saturday, November 01, 2008

Taiwan Int, Documentary Film Festival

So, I'm heading to Taiwan International Documentary Festival (Oct 31 - Nov 9, 2008). MENTAL will be screened twice, and I'll be at the Q&A session each time. I'll be a jury member for the competition section as well. I'm looking forward to seeing Luke Chen, my pal and DP from film school in NY.
http://www.tidf.org.tw/2008/en/programone.php?&uid=102&fcid=7
Asian Network of Documentary Section
Screening dates: Nov 3 at 19:30 and Nov 5 at 18:30

明日から台湾へ行きます。台湾国際ドキュメンタリー映画祭に出席するためです。『精神』の上映は2回あり、質疑応答もあります。
11月3日(19時半)および11月5日(18時半)。僕はコンペ部門の審査員も務めます。NYの映画学校で一緒だった、相棒で撮影監督のルーク・チェンに久々に会えるのが楽しみです。
http://www.tidf.org.tw/2008/en/programone.php?&uid=102&fcid=7