人は見ているようで意外に見ていない。店のスタッフも見落としていることが多い。お客さまを、店の中を、ほかのスタッフの動きを、そして商品の動きまで「徹底的に見る」ことが「気づき」につながり、気づきが行動を変える。お客さまはその変化に、意外と敏感だ。
「売ろうとしているときには、いろんなことが見えなくなってしまう。バッドタイミングの声がけ、自由に見ていただくことができないなど、売りつけようとすると結局、集客ができない店になってしまう。お客さま目線を持ち、選んでいただく気持ちで接すれば、お客さまのニーズに気づき、お客さまに居心地がよいと思っていただけるのです」と北山さんは分析する。
ここで言う「売ろう」と思うことは、観察映画ではカメラを回しながら「いい映画を作ろう」と思うこと。もちろん、その目的は最終的には達成したいわけだが、それは一旦置いといて、とにかく目の前の現実を「観る」ことで、まだ起きてもいない「未来」ではなく「今」に意識を下し、我欲を取り除くのが重要なのだと思う。
「売らない」で売上900%増のアパレルショップ
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1007/12/news007.html
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