数年前の日記にも書いたが、ニューヨークの自宅では、風力と水力(非ダム)で発電された電気だけを購入して使っている。
今年も契約更新の案内がきた。これで4年目だ。
ニューヨークの平均的な家庭の電力のソースの内訳は、
石炭18%
原子力29%
石油12%
天然ガス22%
水力17%
その他2%
だそうだ。
しかしウチは電力会社と特別な契約をしているので、
風力35%
水力65%(川の流れを使う=非ダム)
になる。
とはいえ、別にウチに特別な電線が引かれているわけではない。だから、風のないときに電力が弱まったりとか、そういう問題も無い。
では、どういう仕組みかというと、ウチが使う分の電力を、電力会社は風力発電所や水力発電所から買うことが義務づけられている。だから、実質的にウチの電力はグリーンだというわけ。
普通の電力よりキロワット当たり1セントだけ料金は高め(13.1 Cents/kWh)だけど、わが家の生活だけでも原発や石炭、石油に依存せずに済むのは気分が良い。原発推進派がよく使う「自分も原発で発電された電力を使っておきながら、原発に反対するな」という常套句にも反論しやすい。
日本にも似た様な仕組みができつつあるようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/グリーン電力証書
http://www.energygreen.co.jp/
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