昨晩(土曜)のライムスター・宇多丸さんのラジオ(TBS)、僕との対談を1時間もぶっ続けで放送してくださったそうで、「ディープすぎてハラハラした」とか「あんな対談は滅多にない」とか「最高だった」とか、いろんな方から強い反響がありました。
僕はリアルタイムでネットで聴けるだろうとタカをくくっていたら、直前になってそれができないと分かり、苦渋の心境で聞き逃しました。そうと分かっていたら、ラジオを買っておいたのに!
しかし、姉貴が録音しておいてくれたらしく、後で聞こうと思います。いや、ポッドキャストにもなるそうなので、それで聴く方が早いかな。
ちょっと舞台裏の話をすると、宇多丸さんとスタッフの方々は「観察映画」の手法をラジオでやろうとしてくださって、とにかく台本無しに、メモも打ち合わせも一切しないで僕らは喋り続けました。要するに予定調和ではないんです。観察ラジオ。それでディープな話になったし、僕と宇多丸さんの掛け合いも本物になったんだと思います。あんときゃあ、僕も快感だったもんなあ。
実は、こないだのNHK福祉ネットワーク(7/1に再放送予定)もそうだったんです。観察映画ならぬ観察テレビということで、やはり台本無し。というか、台本は一応あったんですけど、僕は読みませんでしたし、読んでくださいとも言われませんでした。だから、普通はああいうスタジオ録画はほぼ尺通りに撮って、後で編集する手間を省くもんなんですが、あれも1時間以上喋ったのを後で丹念に編集してくださったんです。
そういう、作り手の心意気に触れる瞬間、僕は心が動きます。モノ作りって、やっぱり冒険心がないといけない。失敗を恐れたら、それこそが失敗。ドキドキしないとね!
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