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Thursday, November 04, 2010

尖閣諸島「流出ビデオ」について

尖閣諸島付近で中国の漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した瞬間を捉えたとされる映像が、YouTubeにアップロードされて話題を呼んでいる。

この映像が本物であるとしたら、それがネットに流出する前に、その一部は国会議員によって視聴されていた。その時の反応が人それぞれであることが興味深い。

例えば、自民党の武部勤氏が「明らかに悪質な事案であることは間違いない。なぜ中国人船長を現行犯逮捕しなかったか。釈放はおかしい。国民に見てもらうべきだ」と言うかと思えば、社民党の福島瑞穂氏は「車が道路でちょっとコツンとぶつかるような、あてて逃げるという映像だ。(挑発行為は)離れてるし、分からなかった」としている。

これだけ読むと、議員たちの解釈が食い違い、まるで黒澤明の「羅生門」の様相を呈しているわけだが、実際の映像とされるものを観て、見方が割れている理由が飲み込めた。

実際のところ、「よく分からない」のだ。

たしかに漁船が巡視船に衝突した様子は映っている。しかし、2、3度見直しても、「故意に」漁船が衝突したのかどうかは、よく分からないのである。

ただし、ビデオを撮った人は恐らく「故意に突っ込んできた」と信じていて、そういう「解説」をしながらカメラを回しているので、それがナレーションのように機能して、視聴者はその解釈に引きずられ易い。けれども、撮っている人は恐らく興奮状態にあるわけだし、従ってその「解説」は極めて主観的なものであるわけで、本当に正確かどうかは分からないはずだ。だから相当差っ引いて考える必要がある。

例えば、1回目に衝突する直前の映像をよく観てみると、漁船の甲板にいる人々は衝突を予期しているようにみえない。何やら作業をしてる人、普通に立ったり歩いたりしてる人、何かを船の外に投げ捨ててる人などが観察される。それが何を意味するのかは分からないけれども、「漁船が故意に衝突した」という解釈とは符号しにくいことも事実だ。

逆に、漁船の船長が泥酔していたという報道もあり、その解釈と矛盾するような要素は今回の「流出ビデオ」には見当たらない。

しかし、だからといって泥酔説が正しいとも限らないわけで、要するに、いまある材料では真相は「よく分からない」のである。

つまり今回の件は、映像を解釈することの難しさを教えていて、ドキュメンタリーの作家としては非常に興味深い。映像は「決定的な真実」を映し出すと思い込んでいる人が多いけれども、実際には、映像は物事の表層しか捉えることができず、本質的にグレーで曖昧なものである。そしてそれをどう「読む」のかは、まさに「羅生門」の世界なのである。

なのに、人々は単に「観る」だけでは踏みとどまれなくて、すぐに勝手な解釈をしたがる。

YouTube上には「故意にぶつけて逃走 過失割合10:0ですね」とか「どうみても中国側が衝突してきてる。テロ行為だろこれ」とか「殺す。絶対殺す。中国人は絶対に許さん」など、極めて予断と先入観に満ちたコメントが大量につけられている。(もし仮に泥酔説が正しいとしたら、彼らが叫ぶべきは「中国人、けしからん」ではなく「飲んだら乗るな」なのであり、本件は国境問題ですらなくなる。状況を正しく把握することがいかに大切か!)

断定するのは、確かに気持ちがいい。しかし、こういうのは明らかに勇み足なのであって、百害あって一利無しである。しかも今回は国境問題なのだから、ちょっと間違えば戦争だって起きかねない。少なくとも、政治家の人々には映像を冷静に観る態度をきちんと身につけていただきたいと、切に願うものである。

34 comments:

  1. 小説家の星野智幸さんが差別や排除が起きたとき、前線にたたされるのは必ずしもマジョリティーではないのではないか?と
    小説家らしい考察を最近 ブログで書かれています。
    http://hoshinot.exblog.jp/15376892/

    You Tubeのネットウヨとよばられる無名の人たち、もしくはアメリカのTea Partyの人たちにもあてはまる気がします。

    残念ながらYou Tubeの画像は削除されたようですが、再
    アップされることを望みます。一部の権力者たちの解釈で
    世論が動かされ、先導され前線にたたされている人たちを目覚めさせるためにも!

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  2. 横さん
    星野さんのブログ、拝読しました。面白いですね。そうなんですよ、他者との差異を声高に唱える必要があるのは、境界線が曖昧になったときなんですね。曖昧だから、差異を強調する必要があるわけです。だから自分の立場が安泰な人は、わざわざ何も言いませんね。

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  3. Anonymous10:36 PM

    ご趣旨はわかります。
    が、あなたのその解釈もまたかなりトンチンカンである可能性もあるのかもしれませんね。
    というのは、海の常識(操船の常識)として、衝突以前にあれほど近づくことがどれぐらいの挑発行為にあたるのか。
    もしかしたら、その時点で「過失割合10:0」と言われてもしょうがないほどの行為なのかもしれず。
    もちろん、そんなことはないのかもしれませんが。
    ドキュメンタリー作家であるなら「本質的にグレーで曖昧なものである」と簡単に決めつけず、そのあたりまでしっかりと踏み込んで、私たちに教えてくださいませ。

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  4. エントリーの趣旨「よくわからない」には、概ね同意です。
    ありのままを見る事はやはり難しいものです。

    ただ、2年ほど実習船に乗っていた経験から申し上げますと
    停船していない状態で船と船が接触するほど近づくと言う事は「大事(おおごと)」であるのは実感としてあります。

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  5. mifune10:55 PM

    to Anonymous

    「衝突以前にあれほど近づくことがどれぐらいの挑発行為にあたるのか」

    船を接近させているのは海保の船ですよね。なぜなら海保の船のほうがスピードを出しているから。状況がよくわからないビデオの中でこれだけは明白。「転び公妨」という可能性も高い。

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  6. Anonymous11:05 PM

    まず、船の質量は車の比じゃないので、あれは決して「コツン」などというものでなく「かなり危険」というのが船での常識です。あなたは世間の一般常識に訴えるために映像を作る専門家だとは思いますが、専門性のある事を、世間の一般的感覚で語る事もまた危険です。

    また、漁船の軸線と航跡の角度から漁船の左転舵が明らかですが、それは船の専門でなくとも、映像を仕事とされているなら読み取れる範囲だと思いますが・・・。

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  7. あのお…Anonymous(名無し)だと誰が誰だかも分からないので、コメントしようがないです。また、こういう政治的な話題でコメントするときには、申し訳ありませんが実名でお願いします。でないと、無責任な発言が飛び交うことになるので。

    ということで、今後は名乗らない方の発言は削除させていただきます。ご理解お願いします。

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  8. Anonymous11:38 PM

    This comment has been removed by a blog administrator.

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  9. あの…Anonymousって、同じ人ですか?それすらも分からないので、申し訳ありませんが削除させていただきます。

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  10. nakamura1:12 AM

    すみません、最初に投稿したAnonymousです。

    mifuneさん

    最初に船を接近させたのは確かに海保でしょうね。ま、それはそもそもあの海域から出て行くよう警告するための行為でしょうから当然です。

    では、警告するのに必要な距離以上に海保の船が中国の船に近づいたのか?ということですが。あのビデオからでは一応わかりませんよね。

    ただ、かなり近づいた時点で海保の船の船首が中国の船の進行方向とはほぼ逆を向いていたので普通は中国の船の方から近づいたと考えるべきなのではと思います。
    ところで、海保の船の船尾に中国の船がぶつかってるわけですから、mifuneさんがおっしゃる「海保の船のほうがスピードを出している」というのは確実に間違いですね。

    「状況がよくわからないビデオ」とおっしゃいますが、わかることまでわからないとし、あからさまにミスリードするのはよろしくないと思います。

    あれを見て「転び公妨」の可能性を指摘するのは、フラットな立場からは少々難しいのではないかと考えます。


    Kazuhiro SODAさん

    「こういう政治的な話題」とおっしゃいますが、少なくともビデオを見て衝突の状況を把握しようとするときに政治的な思慮のようなものは持ち込まない方が良いと私は思いますよ。

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  11. nakamuraさん

    はい、僕も政治的な思慮を持ち込まないで済むならそれが一番だと思いますが、こちらが望まなくても、持ち込む人がネットにはウヨウヨしているんですよ。だからこちらも防御線を張らざるを得ないのです。

    また、この件はすでに政治問題化している以上、政治との関連を無視するわけにはいきません。だから、好むと好まざるとに関わらず、これは「政治的な話題」なのです。

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  12. Aragami2:15 AM

    中国の漁船が当てた、日本の海保の船が挑発してこうなった。それがビデオを見てもわからない。まぁ、この際判断がつかなければ、それはそれでいいかもしれませんが、事件が起こった場所が日本の領海内!
    この一点においても中国の漁船に非があるのは明らかだと思う。
    よって、日本国民が中国を非難をし、憤怒するのは当然であると思う。

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  13. This comment has been removed by a blog administrator.

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  14. Aragamiさん
    この問題がなぜ国際問題になっているかといえば、「尖閣諸島はだれの領土か」ということが争われているからなんですね。もし中国も台湾も「日本の領土」と認めているなら、そもそも問題が起きない。つまり、日本人が好むと好まざるとに関わらず、「領土問題は存在する」のです。その点については以前このブログでも書きましたので、詳しくはそちらをお読み下さい。
    http://documentary-campaign.blogspot.com/2010/09/blog-post_27.html

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  15. 38さんって、貴殿の実名ですか?でなければ、申し訳ないけど削除させていただきます。僕からコメントもしません。

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  16. これは中国の漁船から撮っていた映像があるとしたら、どのように見えるのでしょうかね。撮影者が「巡視船が進路妨害をしてきた!」というナレーション(解説)を付ければ、それはそのように見えてしまう気もします。映像の専門家でもなく、ましてや船の専門家でもない多くの人々は、「事実を写しているはず」の映像と、なんらかの意図も持ったメッセージに、いともたやすく印象を誘導されるようで恐ろしく感じます。もちろん映像だけでなく、「隠蔽」や「流出」にも明らかな意図があるはずなので、そこにも留意しなくてはならないですが。

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  17. ryusuke_tnkさん
    おっしゃる通りだと思います。人間とは、僕も含めて帰属意識や先入観といった雑念から自由ではないので、基本的に「観たいように観て」しまうものです。そしてそれに対する一番の解毒剤は、観察なのです。

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  18. 小嶋7:47 PM

    趣旨には同意です。でも、"その場にいるプロ"の声を

    「けれども、撮っている人は恐らく興奮状態にあるわけだし」

    と"映像しか観ていない船の素人"が、断定的に解釈するのは、それこそ「明らかに勇み足なのであって、百害あって一利無し」ではないでしょうか。

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  19. 小鳩さん
    これについては若干説明が必要なようですね。これは撮影者としての経験からくるのですが、ああいう類いの映像を撮っているときには、陸上だろうが海上だろうが、相当高揚するものなんです。いや、撮影中に平常心であったとしても、撮影しているときに理解したり感じたりしたことが、編集で何度も映像を見直すうちに間違っていたなんてことは、普通にあるわけです。むしろそういうことの方が多い。だから、僕自身、撮影中に感じたことは編集時に参考にはするけれども、いったんは忘れて新鮮な気持ちで映像を観直すようにしています。そういう経験に照らして、撮影者の「解説」(実況中継)を真に受けるのは危険だということを指摘したわけです。

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  20. senngoku10:11 PM

    船の軌跡をみれば中国船が海保船に向かってきているのは明らかですね。船後方の白波の軌跡をみれば明白です。個人の主観ではなく科学的に検証すればよいのです。中国船が当てにきています。

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  21. senngokuって、名前で投稿されても…(苦笑)。

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  22. Yoshida4:32 AM

    動画あげた本人なんじゃ?>senngoku
    nが一つ多いから偽物?

    それはともかく、一応名前欄に何かしら書いていたら区別は
    できるので削除する必要はないと思いますが…

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  23. Yoshidaさん

    一応名前らしきものがあるし、本名の可能性はゼロではないので取り敢えず削除はしてません。でも普通に考えて偽名なんじゃないかな(笑)。いずれにせよ、一応僕は実名を名乗ることをお願いしてるので、最低限、実名のフリくらいはしてもらいたいなあと思っています。本当いえば、フルネームで漢字で書いてもらいたい。つまり、ここではそのくらいの責任を持って発言いただきたい、ということです。

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  24. uganで投稿した:新宅(しんたく)優一と申します。
    漁業実習船に2年ほどのっており、その経験からコメントをさし挟みました。船の交通法規やルール(含むマナー)と言われる物は厳格に運用されており、陸上の交通事故に対する意識とは全く違うレベルです。
    なぜなら、乗員の生死に直結するから。

    それを踏まえてこのビデオを見ると
    全く躊躇がない所に恐怖を感じます。
    絶対にやり返されない事を確信したふるまい。
    彼らはロシア船には絶対にこんな事しませんね。

    「民間人のふりをしてミッションを持っている」(便衣兵)
    としても全く不思議ではないです。

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  25. 「尖閣 衝突 映像 解釈」でググってここに来ました。Sodaさんて、「選挙」の想田さんだったんですね。不思議というか、やはりというか。山内さんへの評価が一段とアップしました。

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  26. 新宅優一さん

    改めて本名での投稿をありがとうござました。僕は海に関しては全くのシロウトですので、大変参考になります。

    そこでご質問ですが、新宅さんからご覧になって、「全く躊躇がない」というのはビデオのどの辺にお感じになりますか?「躊躇」というのは心の状態・動きですけれども、あのビデオからそこまで読み取れるのでしょうか。というのも、シロウト目にも、2回目の衝突は「減速せずに衝突した」ようにみえるのですが、それと「躊躇なしに」というのはギャップがあるように僕には思えるのです。つまり、「減速せずに衝突した」ことの理由には、様々な可能性(例えば船長が泥酔してたとか、操縦を誤ったとか)が考えられるのではないか、ということです。その点をどうご覧になりますか?

    また、1回目の衝突ですが、衝突の直前、よく聴くとエンジン音がやや下がったように僕には聴こえます。つまり減速しようとしたのではないか、と思ったのですが、この点についてはいかがですか?

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  27. 海治 広太郎さん
    はい、『選挙』の想田です。コメント、ありがとうございます。

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  28. Kazuhiro SODA 様
    コメント返信が遅れ申し訳ないです。
    今朝も乗船実習経験者の先輩と同期の海保の方の話になりました。
    ご質問に関しては、もっと海事について詳しい方がいらっしゃると思いますが、後ほどお答えしたいと思います。
    あくまで少ない経験からくる仮説ですが。

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  29. 藤田と言います、
    みなさんの投稿を拝見させてもらいました。
    仮に故意ではないとしたら、何があったんでしょう?
    車の運転で考えても、故意がなくても過失はあるわけで、海上を航行する以上、相当の責任があるはずですから、重過失となり、少なくとも釈放されることはなく、何らかの責任を問われるはずです。
    それがなく、釈放されたことは問題だと思います。

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  30. 藤田さん
    ぶつかったのに逃げてしまったりとか、たしかに中国船の行動には問題があると思います。ただ、釈放については高度に政治的な問題ですから、日本国内の法律論だけで論じるわけにはいかないのも事実です。

    以下は上に書いたことの繰り返しですが、この問題がなぜ国際問題になっているかといえば、「尖閣諸島はだれの領土か」ということが争われているからなんですね。もし中国も台湾も「日本の領土」と認めているなら、そもそも問題が起きない。つまり、日本人が好むと好まざるとに関わらず、「領土問題は存在する」のです。その点については以前このブログでも書きましたので、詳しくはそちらをお読み下さい。
    http://documentary-campaign.blogspot.com/2010/09/blog-post_27.html

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  31. 熱いですね! 

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  32. Anonymous9:41 AM

    星野智幸氏のブログをみました。
    しかし今現在分かっているのは、排外主義者はマイノリティーだということではなく、排外主義者がマイノリティーであってほしいという星野智幸氏の希望的観測だけだとおもいます。
    映像には敏感になれと言いながら、すごく残念なことだと思います。

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  33. katsumi kafuri9:46 AM

    星野智幸氏のブログをみました。
    しかし今現在分かっているのは、排外主義者はマイノリティーだということではなく、排外主義者がマイノリティーであってほしいという星野智幸氏の希望的観測だけだとおもいます。
    映像には敏感になれと言いながら、すごく残念なことだと思います。

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  34. 新宅優一10:48 AM

    全くタイミングがずれたレスで申し訳ないです。
    新宅優一です。

    ご質問ですが
    >「全く躊躇がない」というのはビデオのどの辺にお感じになりますか?
    >また、1回目の衝突ですが、衝突の直前、よく聴くとエンジン音がやや下がったように僕には聴こえます。つまり減速しようとしたのではないか、と思ったのですが、この点についてはいかがですか?

    これに関しては衝突が「目的を持って実行されている」様に見えたからです(あくまで見えたからですが)
    目的としては巡視船の船尾(舵やスクリュー、スクリューに繋がる動力伝達およびそれに類する航行に必要な機能)に何らかの損害を与えようという意図が感じられ、減速したのも「狙いを定めてぶつけたから」と思われます。
    その後の逃走がその推論の確からしさを高めています。

    2回目の衝突について
    >つまり、「減速せずに衝突した」ことの理由には、様々な可能性(例えば船長が泥酔してたとか、操縦を誤ったとか)が考えられるのではないか、ということです。

    想像ですが
    逆に2回目は巡視船に囲まれて、やや自暴自棄になってぶつけているんではないかと思われる点があります。
    ・目的がわからない。
    ・ぶつけた後、目だったアクションが見られない。
    あたりかと

    通常、船側同士がぶつかってもへこむ事はあっても
    航行に影響は出にくいもんです(木造船やFRPでなければ)
    1回目は意図的に2回目は腹いせに(泥酔していたというなら1回目の後に飲んだのかも知れませんねw)

    「便衣兵」と言うような話は保安庁側から見た最悪の可能性についてであり、あのVTRを見た率直な印象としては
    ・たんなる漁船
    ・日本の船はやり返してこない事を知っている
    (領海などの範囲も承知している)
    だと私なら判断します。

    ただ、日本の漁師が北方領土ギリギリもしくは領海を越えて操業していても、ロシアの巡視船に喧嘩なんて売らないですね。

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