毎朝同じ新聞だけ読んでたら、簡単に洗脳されちゃうな。日本の世論が一斉に動き易いのは、新聞配達の習慣のせいじゃないか。
あと、アホみたいに多い発行部数。世界ランクで言うと、1位が1千万部の読売、2位が朝日、3位が毎日、4位が日経・中日・産経、そして、5位にやっとのことでアメリカのUSAトゥデーが登場する。ちなみに、107万部のニューヨークタイムズは7位。6位の北海道新聞に負けてるんだぜ〜(笑)。
(数字は下記から引用)
http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama--col4018.html
それにしても、読売は首相を降ろしたくて仕方ないんだなあ。出だしから「今さら何をしにきたのか」だよ(笑)。徹頭徹尾、悪意しか感じられない。こりゃ立派なプロパガンダですよ。これを1000万人が毎朝読んでいるんだから、首相も追い込まれるハズだわな。
朝日の記事
http://bit.ly/c5v16K
鳩山由紀夫首相は1日、家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の被害が続く宮崎県を訪問した。県庁で東国原英夫知事と会談、現地対策本部を激励した。口蹄疫発生後、首相の現地入りは初めて。政府の初動の遅れが指摘される中、対策に全力を挙げる姿勢を強調する狙いだ。
鳩山首相は東国原知事との会談で「発生農家や関係の皆様の苦労に感謝を申し上げながら、政府として万全の措置をとるという思いを伝えに来た」とあいさつ。知事は「国、地方自治体、発生農家が手を携えて、終息に向けて努力していきたい」と応じた。
首相は、発生農家から半径10キロ圏内の全家畜へのワクチン接種と殺処分を柱とする政府の対策への理解を求め、口蹄疫対策特別措置法について説明。その後、現地対策本部で指揮に当たる山田正彦農林水産副大臣や小川勝也首相補佐官の案内で、県庁内の同本部を視察した。
首相は県庁訪問後、政府の対応について「結果として拡大を防げなかったのは国として責任がある。防疫対策などに最善を尽くすことで責任を果たしていきたい」としたうえで、ワクチン接種費用については「相当程度、国が負担を負うのは当然だ」と記者団に語った。
宮崎県滞在は約2時間半で、午後には帰京する。周辺住民が不要不急の外出を控えるなど「現地が拡大防止に気を使っている最中」(首相周辺)だとして、畜産農家への訪問は見送った。
読売の記事
http://bit.ly/bQ7t3v
「今さら何をしに来たのか」。
宮崎県の口蹄疫(こうていえき)発生から40日余りを経て、1日午前、初めて現地を訪れた鳩山首相に、地元では期待よりも不満や疑問の声が渦巻いた。
予定では、現地滞在はわずか2時間半。連日の対策に追われる農家や自治体関係者らを県庁に集めて懇談するだけの訪問日程に、「現場を見なければ我々の苦しみが分かるはずがない」と批判の声も上がった。
首相は、県庁入り口の消毒マットで入念に殺菌し、2階応接室で東国原英夫知事や2人の農家代表らと懇談した。
冒頭、「発生農家のみなさんが苦労されていることに対し、遅ればせながら感謝申し上げたい」と神妙な面持ちで切り出した。その後、感染拡大防止のためには全頭殺処分という厳しい対策を取らざるを得ないことを強調し、農家の理解と協力を求めた。
これに対し、懇談した農家代表の一人、川南(かわみなみ)町の養豚農家、河野宜悦(かわののりよし)さん(48)は、終了後、「首相には現場に来て、空になった畜舎を見て、肌で何かを感じてほしかった」と淡々と語った。
同町は、県内全247の発生農家のうち75%が集中し、最も深刻な被害を受けている。河野さんの農場は、被害農家で最多の約1万5000頭が殺処分の対象。首相には、被害農家への損失補償や子どもの学費援助などを求めた。
一方、牛の殺処分を進めている同町の50歳代男性は「参院選へのアピールとしか思えない。被害は今も拡大の一途だ。大金をかけて宮崎に来るぐらいなら、作業員増員への費用に充てた方がいい」と切り捨てた。
4月20日に1例目が確認された都農(つの)町の河野(かわの)正和町長は、首相との懇談にも呼ばれなかった。「訪問の狙いがよくわからない。もっと早く来てほしかった。県庁だけでなく、防疫作業をしている農場で畜産農家や作業員の声を直接聞くべきだ」と残念がった。
この例は傑作ですね!大笑いしてしまいました。これからも鋭いメディア観察期待しています。こういうのも、ネットでニュースを得る人が主流になるにつれ変わってゆくんでしょうが、まだしばらく先でしょうね。
ReplyDeleteMiwaさん
ReplyDeleteネットのニュースも、今のところ新聞のリンクや引用が主流ですけど、もっとインディーな取材が乱れ飛んでいく感じにならないといけませんね。