NEWS
Latest documentary "Oyster Factory" has been officially invited to Locarno International Film Festival 2015! 最新作『牡蠣工場』がロカルノ国際映画祭へ正式招待されました!
Saturday, March 24, 2012
4/1 (日)維新の会についての討論会
4月1日(日)、大阪第七芸術劇場で維新の会ついての討論会にパネルとして参加します。親橋下の人も反橋下の人もぜひご参加下さい。 18時開場、18時半スタート。
Monday, March 19, 2012
Wednesday, February 29, 2012
3/17(土)『精神』『Peace』in 弘前
harappa映画館「ドキュメンタリー最前線2012」
上映会日:3月17日(土)
上映時間:15:20~
★タイムテーブル
12:30 「精神」(想田和弘/2008)
15:20 「Peace」(想田和弘/2010)
17:00 「トーキョードリフター」(松江哲明/2011)
会場:弘前中三8F スペース・アストロ (青森県弘前市土手町49-1)
主催・お問い合わせ:npo harappa
Tel:0172-31-0195
Email:post(a)harappa-h.org
※(a)を@に変えてください。
2/10(金)よりチケットも発売になります。
詳細はHPもご覧ください⇒「NPO harappa」
上映会日:3月17日(土)
上映時間:15:20~
★タイムテーブル
12:30 「精神」(想田和弘/2008)
15:20 「Peace」(想田和弘/2010)
17:00 「トーキョードリフター」(松江哲明/2011)
会場:弘前中三8F スペース・アストロ (青森県弘前市土手町49-1)
主催・お問い合わせ:npo harappa
Tel:0172-31-0195
Email:post(a)harappa-h.org
※(a)を@に変えてください。
2/10(金)よりチケットも発売になります。
詳細はHPもご覧ください⇒「NPO harappa」
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3/16(金)『精神』『Peace』in 所沢
3/16(金)at 所沢市民文化センター
「世界が注目する日本映画たち」前夜祭
15:45『精神』上映
18:30『Peace』上映
『Peace』後、瀬々敬久監督と対談します。ニューヨークから駆けつけます。テーマはインディペンデントで映画を撮ることについてになると思います。See you!
http://bit.ly/wcUwR0
「世界が注目する日本映画たち」前夜祭
15:45『精神』上映
18:30『Peace』上映
『Peace』後、瀬々敬久監督と対談します。ニューヨークから駆けつけます。テーマはインディペンデントで映画を撮ることについてになると思います。See you!
http://bit.ly/wcUwR0
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NEWS
Friday, February 10, 2012
原発直接投票運動と消費資本主義
直接投票に反対する脱原発派の人とここ数日議論して気になったのは、どこかに消費者的な発想を感じること。特に「白紙委任だ」といった批判。事務局をサービス提供者に見立てて、消費者としてクレームをつけているように感じる。しかし事務局はサービス提供者ではない。みんなの「場」である。
しかも不合理なのは、自分は商品を買ってない(署名してない)くせに「不良品だ」とクレームしているような感がある。でも、そもそもこの運動は消費モデルでとらえてはならない。市民は消費者ではなく、運動の主体なのだから。
誰でも議論に参加自由なのだから、不備があればみんなで智慧を絞ればいい。そういう「場」として人々がイメージできるかどうかが、この運動の成否の分岐点なのかもしれない。内田樹氏は、教育現場の崩壊の元凶はそこに消費モデルを持ち込んだことだと喝破したが、非常に似たものを感じる。
消費者的発想が市民運動にまで及んでいることに、消費資本主義の浸透ぶりを見せつけられたようで、愕然とする。忘れてならないのは、消費者は常に受動的であり、主体には決してなれないことだ。今の政治の停滞ぶりも、有権者が自らを消費者としてイメージしていることに起因するのではないか?
そう考えると、この運動の困難さが理解できる。人々の自己像が「政治サービスの消費者(大衆)」から「政治の主体(市民)」に転換しない限り、成功はおぼつかない。逆に言うと、この運動が盛り上がれば人々に市民としての覚醒をうながす。それだけでも大変な意義があると思う。
究極的には、直接投票運動は消費資本主義との闘いを意味するのだとの考えに至って、これは一筋縄ではいかんなと覚悟した。消費資本主義は、今や日本のみならず、世界を席巻する最強の宗教だからである。
(この文章はツイートをまとめたものです)
追記)そうか、原発そのものが消費資本主義的発想に支えられているのだな。金をバラまいて取得する原発用地にしろ、被曝を伴う原発での労働にしろ、その犠牲で作られた電力にしろ、金さえだせば何でも買えるし消費できるという発想。そこを根本的に組み替えないと原発はなくならないのだな。
悲しいかな、その消費資本主義的発想は、買う方だけでなく買われる方(原発立地地域や原発労働者)にも浸透してしまっている。お金をもらうんだから文句は言えない、という。だからこそ、今ある構図が成り立ってしまう。人間を消費者とサービス提供者としてのみとらえる人間観は悲しい。
しかも不合理なのは、自分は商品を買ってない(署名してない)くせに「不良品だ」とクレームしているような感がある。でも、そもそもこの運動は消費モデルでとらえてはならない。市民は消費者ではなく、運動の主体なのだから。
誰でも議論に参加自由なのだから、不備があればみんなで智慧を絞ればいい。そういう「場」として人々がイメージできるかどうかが、この運動の成否の分岐点なのかもしれない。内田樹氏は、教育現場の崩壊の元凶はそこに消費モデルを持ち込んだことだと喝破したが、非常に似たものを感じる。
消費者的発想が市民運動にまで及んでいることに、消費資本主義の浸透ぶりを見せつけられたようで、愕然とする。忘れてならないのは、消費者は常に受動的であり、主体には決してなれないことだ。今の政治の停滞ぶりも、有権者が自らを消費者としてイメージしていることに起因するのではないか?
そう考えると、この運動の困難さが理解できる。人々の自己像が「政治サービスの消費者(大衆)」から「政治の主体(市民)」に転換しない限り、成功はおぼつかない。逆に言うと、この運動が盛り上がれば人々に市民としての覚醒をうながす。それだけでも大変な意義があると思う。
究極的には、直接投票運動は消費資本主義との闘いを意味するのだとの考えに至って、これは一筋縄ではいかんなと覚悟した。消費資本主義は、今や日本のみならず、世界を席巻する最強の宗教だからである。
(この文章はツイートをまとめたものです)
追記)そうか、原発そのものが消費資本主義的発想に支えられているのだな。金をバラまいて取得する原発用地にしろ、被曝を伴う原発での労働にしろ、その犠牲で作られた電力にしろ、金さえだせば何でも買えるし消費できるという発想。そこを根本的に組み替えないと原発はなくならないのだな。
悲しいかな、その消費資本主義的発想は、買う方だけでなく買われる方(原発立地地域や原発労働者)にも浸透してしまっている。お金をもらうんだから文句は言えない、という。だからこそ、今ある構図が成り立ってしまう。人間を消費者とサービス提供者としてのみとらえる人間観は悲しい。
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エッセイ
Monday, January 30, 2012
原発直接投票を支持する理由
都民のみなさん、ぜひ署名してください。政府は原発を維持する方針を変えていません。このままでは日本はなし崩し的に「原発維持」です。
原発都民投票では、東京電力管内の原子力発電所の稼働に「賛成」か「反対」かの二者択一です。福島や新潟柏崎刈羽の原発は都民のために作られました。それを良しとするのか、否とするのか。都民のみなさんには意見を表明する権利と責任があります。
脱原発派の人でも、「負けたら取り返しがつかない」という不安から都民投票や国民投票に反対する人が多いです。その気持ちは分かりますが、それで投票を否定するのは合理的ではないと思います。
下記は、原発国民投票、住民投票についてのツイートをまとめたものです。
下記は、原発国民投票、住民投票についてのツイートをまとめたものです。
ーー
原発の存廃を巡る直接投票について、色々な意見をいただきリツイートした。そこで僕の考えを詳しく連投する。
まず、この問題は原則論と戦略論を分けて考えた方がよいと思う。最初に原則論。原発の存廃は国民投票や住民投票で決めるべき事案かどうか?僕はイエスだと信じる。なぜなら、原発は国民ひとりひとりの生存や財産に重大な影響を及ぼしかねないから。
「原発の是非も選挙で決めればよい」という人もいるが、選挙は人や政党を選ぶので、個別の事案について意志を表明しにくいという難点がある。「この候補者、医療や福祉政策については自分と意見が同じだけど、原発については意見が反対…」という悩みがその典型である。
つまり直接投票には議会制民主主義の難点を補う役割がある。原発の是非は、それだけを抜き出して民意を問うに足る事案だと思う。以上が原則論。この点については、脱原発派で直接投票に否定的な人も、賛成してくれるのではないかと思う。
では、戦略論としてはどうか。脱原発派で直接投票に反対の人は、たぶんこの点で不安を抱いている。つまり「負けたらおしまいではないか」という懸念である。しかし、負けたら本当におしまいなのか?欧州での事例を振り返れば、答えは否である。
例えば、スイスではチェルノブイリ事故などをきっかけにして、過去に6回も原発に関する国民投票が行われている。その度に設問も懸案も異なり、結果も脱原発側に振れたり逆に振れたり。つまり選挙と同じで、勝ったり負けたりするわけだ。国民投票はいつでも発議できるわけだから、当然と言えば当然。
では、直接投票をせずに現状の流れで推移していけば、脱原発は実現するのだろうか。投票反対派の人は、たぶん「実現するのではないか」と期待しているのだろう。だからこそ「負けたらどうする?」と不安になる。でも、そんなに楽観的でいいのだろうか。
政府は「原発の寿命は40年」とする法案を提出する。これは「40年間は廃炉しない」意志とも読める。60年までの延長を認める条項もあり、脱原発を決意しているとは到底思えない。憶測だが、むしろアメリカがスリーマイルから30年を経て原発新設を復活させたようなシナリオを描いているのではないか。
少なくとも、耐用年数のきてない現存の原発を積極的に廃炉にしようという動きは政府内にはない。つまり、ほとぼりが冷めたら再稼働させる意志があることは明白だ。それもなし崩し的に。もちろん新増設はしばらくできないだろう。しかし今から30年したらどうか?アメリカのように?
このような状況を鑑みるに、今の状況を放っておけば、僕は原発は維持される公算が高いと思う。つまり脱原発はずるずると土俵を割るように負けていく。というか、原発の導入以来、いままでずーっと負け続けてきたのだ。残念ながら、それが続いていくのではないかと僕は思う。つまり不戦敗。
このような理由で、僕は原則論からも、戦略論からも、原発直接投票に賛成である。僕はチェルノブイリの頃から脱原発派で、地球上のすべての原発はただちに廃止を決めるべきだと思う。だから直接投票で脱原発派が負けることは、もちろん恐れている。しかし、それでも投票を実現すべきだと思う。
僕は負けることを恐れるのではなく、たとえ負けても何度でも挑戦する粘り強さを保とうと提案したい。少なくとも不戦敗よりはマシである。また、たとえ脱原発がとりあえず否決されたとしても、得票数によってはその後の政治に大きな影響を及ぼす可能性がある。
それに直接投票が実現すれば、国民的な議論が起きる。原発は我々の生命や財産を左右する一大事だが、それについてすら僕らは「お任せ」で済ませてきた。この悪習を断ち切る必要があるのではないか?福島原発が事故を起こした今でなくて、いつそれをやるのだ?というのが率直な思いである。
ちなみに、「みんなで決めよう原発国民投票」は「脱原発をしよう」と呼びかけているわけではない。にも関わらず、その賛同者の大半は脱原発派だと見受けられる。たぶん原発推進派にとっては、投票無しに現状で推移していくのが最も好ましいのだ。でなければ、推進派も国民投票に熱心になるはず。
ついでに言うと、国民投票は本来、原発に限らず消費税とかTPPとか、国論を二分する重大事案について利用できるようにすべきだと思う。特に「議会制民主主義」が完全に壊れてしまっている今、国民の意志を政治に反映するには必須だと思う。
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エッセイ
Monday, December 05, 2011
12/10(土)『Peace』@美作大短期大学部
12/10(土)は岡山の美作大短期大学部で『Peace』上映+シンポジウム。主人公となった義父も参加予定!僕はビデオレターで参加します。
On December 10th, Mimasaka Univ. in Okayama will screen Peace and will do a symposium which my father-in-law Toshio Kashiwagi will participate in. I'll send them a video letter.
http://bit.ly/rCNHE1
On December 10th, Mimasaka Univ. in Okayama will screen Peace and will do a symposium which my father-in-law Toshio Kashiwagi will participate in. I'll send them a video letter.
http://bit.ly/rCNHE1
Friday, November 25, 2011
『Peace』in 佐賀&京都&苫小牧&東京
明日11/26(土)から佐賀のシアターシエマで『Peace』上映。13:30/17:30。12/2まで!
http://ciema.info/
12/3(土)からは、
京都シネマで『Peace』公開。
http://ciema.info/
12/3(土)からは、
京都シネマで『Peace』公開。
http://www.kyotocinema.jp/
苫小牧シネマ・トーラスでも。
http://cinema-taurus.info/
東京・アップリンクでも再上映。
http://www.uplink.co.jp/factory/log/004204.php
苫小牧シネマ・トーラスでも。
http://cinema-taurus.info/
東京・アップリンクでも再上映。
http://www.uplink.co.jp/factory/log/004204.php
宮田彩未さんによるレビュー。
Saturday, October 29, 2011
札幌で『Peace』
10/29(土)から札幌・シアターキノで『Peace』1週間限定公開です。お見逃し無く。
Thursday, October 20, 2011
『Peace』in 新潟、十日町、福岡
新潟シネウィンド http://bit.ly/bKLEAC と十日町シネマパラダイスhttp://bit.ly/cnclQi で上映中の『Peace』は来週金曜日10/28まで!
福岡KBCシネマでは今週土曜日(10/22)から1週間限定公開。http://bit.ly/bhonBI
福岡KBCシネマでは今週土曜日(10/22)から1週間限定公開。http://bit.ly/bhonBI
Wednesday, October 19, 2011
南方影展 South Taiwan Film Festival
10月15日からは、台湾の南方影展(South Taiwan Film Festival)に参加。週末ごとに映画を見せる映画祭。今週末は僕の映画3本(『選挙』『精神』『Peace』)だけを見せるとは知らなんだ。どの映画にもかなり多くの観客が来てくれ、質疑応答もそれぞれ白熱した。台南市には路地が多い。路地が好きな僕にとってはブラブラ歩くのが楽しい街である。道教のお寺がそこら中にあり、しかも人々で賑わい、地域の集会所のような役割を果たしてる。日本ではほぼ壊れてしまった伝統的な共同体がまだ生きている。
一方で新しい現代的なビルも次々に建ち始めている。新しいものと古いものが共存している。と、書きながら、この表現はかつて日本を描写するのによく使われたものだなと気づく。今や日本では「古いもの」はほぼ消滅している。
一方で新しい現代的なビルも次々に建ち始めている。新しいものと古いものが共存している。と、書きながら、この表現はかつて日本を描写するのによく使われたものだなと気づく。今や日本では「古いもの」はほぼ消滅している。
日本統治時代に建てられた日本の建物も多い。そのほどんとは朽ちかけている。日本政府が建てたという講堂に入ったら、僕が通った小学校の講堂と同じ臭いがした。ふと、講堂で入学時に受けた予防注射のことを思い出した。
色々と世話や案内をしてくれている映画祭のスタッフには、若い人が多い。台南芸術大学では、『Peace』の上映と質疑応答をした。ドキュメンタリー作りを専攻するマスター・コースの学生さんが対象。みんな作り手なだけに、作り手の立場での質問や意見が多かった。近くにある台湾ビールの工場で飲んだ生ビール、めっちゃ美味。
映画祭が作ってくれたポストカード。シンプルなデザインがとても気に入っている。
(ツイッターでつぶやいたものを元に再構成しました)
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エッセイ
BIFF 釜山国際映画祭
From Oct 6th till 14th, I attended the 16th Busan International Film Festival as a jury member of documentary competition section. After intense discussions, we awarded "Shoji & Takao" (Asian Documentary Section) and "Sea of Butterfly" (Korean Documentary Section).
10月6日から14日まで、第16回釜山国際映画祭にドキュメンタリーコンペ部門の審査員として参加した。長い議論の末、『ショージとタカオ』(アジア部門)と『蝶の海』(韓国部門)に授賞決定。
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NEWS
Tuesday, September 20, 2011
Tuesday, September 13, 2011
『演劇(仮)』の編集
『演劇(仮)』の編集、だいぶ佳境に入ってきた。まだ完成までには道のりは長いが、出口がおぼろげながら見えて来た感じがする。そういうときはいつもそうだけど、ちょっと興奮している。
変な話、今日は編集機上で青年団の人々の営みを眺めながら、なんだか泣けてきた。べつに悲しい場面があるわけではない。むしろ逆である。それがなぜか泣ける。
僕は元々オリザさんや青年団のファンなので、彼らについての事前の知識を持っていて、それに縛られていたのかもしれない。そこから少し解放された感じがする。編集作業には何度かブレークスルーの瞬間があるものだけど、その第1波が今日来たってことかもしれない。いや、そうであって欲しい!
ドキュメンタリーを作る際に事前の知識=先入観に縛られてはダメだと、繰り返し述べてきて本まで書いたのに、やっぱり縛られて、苦しくなった。言うは易し、行うは難しである。とはいえ、言うことによって明確に意識しなければ、行うことは更に絶望的に難しいとも思う。
常に忘れちゃならないのは、僕が作っているのはアカデミックなレポートや記録ではなく、あくまでも映画なのだということ。
今日の編集中にブレークスルーらしきものが訪れたのは、なぜ僕が青年団と平田オリザ氏に惹かれてきたのか、その理由が初めて明確に判ったからかもしれない。逆に言うと、今の今までよく判ってなかったんだろうな。そのことに我ながら驚愕する。
変な話、今日は編集機上で青年団の人々の営みを眺めながら、なんだか泣けてきた。べつに悲しい場面があるわけではない。むしろ逆である。それがなぜか泣ける。
僕は元々オリザさんや青年団のファンなので、彼らについての事前の知識を持っていて、それに縛られていたのかもしれない。そこから少し解放された感じがする。編集作業には何度かブレークスルーの瞬間があるものだけど、その第1波が今日来たってことかもしれない。いや、そうであって欲しい!
ドキュメンタリーを作る際に事前の知識=先入観に縛られてはダメだと、繰り返し述べてきて本まで書いたのに、やっぱり縛られて、苦しくなった。言うは易し、行うは難しである。とはいえ、言うことによって明確に意識しなければ、行うことは更に絶望的に難しいとも思う。
常に忘れちゃならないのは、僕が作っているのはアカデミックなレポートや記録ではなく、あくまでも映画なのだということ。
今日の編集中にブレークスルーらしきものが訪れたのは、なぜ僕が青年団と平田オリザ氏に惹かれてきたのか、その理由が初めて明確に判ったからかもしれない。逆に言うと、今の今までよく判ってなかったんだろうな。そのことに我ながら驚愕する。
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エッセイ,
ドキュメンタリー論,
演劇 Theatre
Thursday, September 08, 2011
横川シネマについて
広島・横川シネマの名物支配人・溝口氏は、『Peace』に「男の世知辛さ」を見たという。そういう感想を僕に言ったのは、今のところ世界で彼だけである(笑)。映画館に棲息する氏の世界と同期したのだろう、やけに的を得ていると思った。同時に、つげ義春という名が脳裏に浮かんだ。
ちなみに、横川シネマでは9/10(土)から3週間、『Peace』を上映。『選挙』と『精神』もアンコール上映される。はしご割引もあるそうである。(このネーミングがまた溝口さんらしい)。男の世知辛さ漂う映画館で『Peace』や過去作を見るのはオツかもしれない。
横川シネマには、アットホームな空気が流れている。しかし、いわゆる「家庭的」というのとは、なんだか違う。なんでかなあと考えた。
せっかくなので、横川シネマが10周年を迎えたときに僕が寄せた文章を引用する。
ーーーーーー
それで出た答え。
横シネの溝口支配人は、映画館をたった独りで切り盛りしているので、平日も週末も祝日も、朝から晩までずーっと映画館にいる。交代する人がいないんだからなあ。つまり映画館に住んでいるようなものである。横シネ=溝口支配人住居説の浮上。
しかるに、溝口氏は1970年生まれの独身中年男である(オイラと同い年!)。家庭的なイメージとは程遠いオッサンである。要するに、横シネのアットホームな雰囲気とは、独身男の汚い下宿に一升瓶を抱えて「うい~っす」と上がり込んだときのような、そういうアットホームさだったのだ。文字通りの「At Home=家にいる」っていう奴です。ようやく納得。アットホームにもいろいろあるもんだ。
そういう横シネが存在する限り、ニッポン社会もニッポン映画界も捨てたもんじゃないじゃないかと、なんとなく安心するなあ。10周年、ホントにおめでとう。
想田和弘(映画作家)
想田和弘(映画作家)
9/10(土)から広島/八戸/仙台/福島
『Peace』:今週末9/10(土)から、広島の横川シネマでは3週間、フォーラム八戸、フォーラム仙台、フォーラム福島では1週間限定公開です。
横川シネマでは『選挙』と『精神』も上映します。はしご割引というのがあるそうなので、ぜひご利用下さい。
Friday, September 02, 2011
9月の『Peace』封切り予定
9月の『Peace』各地の封切り予定です。
9/3(土)〜 今治アイシネマ
9/10(土)〜 広島・横川シネマ、フォーラム八戸、フォーラム仙台、フォーラム福島
9/17(土)〜 静岡Cinema E-ra
9/24(土)〜 フォーラム盛岡、フォーラム山形、福山シネマモード
http://peace-movie.com/theater.html
9/3(土)〜 今治アイシネマ
9/10(土)〜 広島・横川シネマ、フォーラム八戸、フォーラム仙台、フォーラム福島
9/17(土)〜 静岡Cinema E-ra
9/24(土)〜 フォーラム盛岡、フォーラム山形、福山シネマモード
http://peace-movie.com/theater.html
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PEACE
Sunday, August 28, 2011
Friday, August 19, 2011
『Peace』8/26まで!
『Peace』:イメージフォーラム、大阪第七藝術劇場、川崎市アートセンター、横浜シネマジャック&ベティ、金沢シネモンド、松山シネマルナティックでの上映は、8/26(金)で終了します。
今週末が最後の週末。
これを逃すと映画館で観れる機会はゼロに近いです!
その他の地域での上映予定→
http://peace-movie.com/theater.html
今週末が最後の週末。
これを逃すと映画館で観れる機会はゼロに近いです!
その他の地域での上映予定→
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