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Latest documentary "Oyster Factory" has been officially invited to Locarno International Film Festival 2015! 最新作『牡蠣工場』がロカルノ国際映画祭へ正式招待されました!

Wednesday, October 13, 2010

チリの救出劇に思う

チリの救出全員無事。33人の精神力に脱帽。


しかしスペイン語の生中継を言葉も分からずに観ながら、違和感も憶えざるを得なかった。


まず、賞賛すべきは70日間も冷静さを忘れずに地下で耐えた33人だと思うんだけど、なぜそれが「チリ万歳」になっちゃうのか。「33人万歳」だけでいいじゃないか。そこに、911事件とも共通する奇妙なすり替えを感じるんだな。こういう事件すらナショナリズムに回収されてしまう。そのことがとても残念に思える。


あと、中継を観ているとテレビ・カメラが対象に近すぎて、アメリカのリアリティTVみたいに見えるのも奇妙だった。普通、テレビはあんなに近寄れないだろう、現場に。それが特に変に思えるのは、チリのピニェラ大統領がテレビに出ずっぱりだということとも関係があるかもしれない。作業員が救出される様子と、それを見守る大領領の顔がやたらと切り返しでモンタージュされたり、救出されたばかりの人と大統領との会話が全部クリアな音で生中継されちゃったり、ドキュメンタリー作家の視点からすると、こういうのは臭いんですよ、どうしても。善意や使命感以外の思惑を感じちゃう。


と書いたところで、ピニェラ大統領の支持率が今回の件で10%も飛躍したとのニュースが入った。しかも大統領はTV局の経営で財を築いた人なんだそうだ。やっぱりなあ。あのTVカメラの対象への近さは尋常じゃないと思ったよ。メディアを知り尽くした大統領の、肝いりカメラだったんだなあ。
http://bit.ly/cQoNtz

4 comments:

  1. Anonymous12:32 PM

    私は日本で テクノロジーの被害にあっています。
    NPOテクノロジー犯罪 参照

    頭の中に声が直接聞こえ、その被害者は日本で700名を超えています。 人工衛星での 監視・脳の研究・脳内音声・身体的攻撃。 下記参照

    衛星サーベイランスの衝撃的な脅威

    http://www.aa.alpha-net.ne.jp/stmore/THE_SHOCKING_MENACE_OF_SATELLITE_SURVEILLANCE.htm 

    それにより起きる総合失調症   下記参照

    精神侵略技術を考慮した新しい精神病の
    診断基準の必要性について
    http://www5f.biglobe.ne.jp/~terre/JPSS_gothic.htm

    本当に信じられないことが現実に起きている事を信じてください。 映画、精神のサイトをみてコメントさせていただきました。 力になって欲しい。

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  2. そうですか…。僕は非力な映画作家にすぎないので何もできませんが、問題が解決して心の平安が早く訪れることを願っております…。

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  3. ラテン系9:58 AM

    昔 読んだ アリエル ドーフマン(アメリカ住在の亡命作家)の旅行記を思い出しました。世界で最も乾いた土地 彼からしてみればチリの現在は過去のどす暗い歴史とは切り離せない。今回の事故もその影から逃れられないとドーフマンはアメリカのラジオで熱く分析、指摘しています。http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=129832903
    日本のメディアでは深い歴史的考察が少ないのは残念です。

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  4. ラテン系さん
    >日本のメディアでは深い歴史的考察が少ない

    同感です。これ、もしかしたら日本人の特徴ですよね。旅行用のガイドブックも、英語圏のものを読むとその土地の歴史が最初に詳しく書いてあるんですけど、日本のものにはほとんどないです。

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