ロンドンから帰ってきたのもつかの間、あさって19日、東京へ出発する。観察映画第三弾『青年団(仮題)』の撮影のためである。撮影は、とりあえず9月半ばまでの長丁場。そのためにマンスリーマンションを借りた。今度も独りで撮影の予定だが、体力がもつかどうか…。
と案じていたら、カミさんが「鍼に行くべし」と言うので、今日は中国人の名医・ヤン先生のところへ行って来た。ヤン先生には、夫婦ともども14、5年お世話になっている。
いつものことだが、鍼を打ってもらうと、刺したまま、3、40分放っておかれる。その間、ツボをさされているせいか、標本の昆虫になったみたいに、身動きができなくなる。しかしそれがなぜか心地よい。知らぬ間に眠りに落ちる。そして眠りから覚めようというころ、ヤン先生が鍼を抜きに来て、治療が終わる。これまたいつものことだが、何となく頭も体もすっきりして、気力が湧いてくるのを感じる。
東京では、イメージフォーラムで1日だけ講師もします。
http://www.imageforum.co.jp/school/summerschool/documentary.html
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