先週半ばから頭を切り替え、岡山で次回作を撮りまったりとした悪戦苦闘をしている。のもつかの間、昨日は京都造形芸術大学に呼ばれ、3時間ぶっ通しの「特別講義」をさせてもらった。僕を呼んで下さったのは、『阿賀に生きる』等で有名な佐藤真監督である。ここの映画学科の教授をされている。『選挙』を世に送りだす過程で助けて下さった恩人でもある。佐藤さんに教えてもらえてここの学生は恵まれているなあと思っていたら、学科長は林海象監督、他にも高橋伴明監督や松本俊夫監督など現役作家の教授陣。更に学長は画家の千住博さん、副学長は作詞家の秋元康さんだというから、大学も象牙の塔に籠る時代は終わったのだなと、感慨深かった。
さて、『選挙』は京都シネマで7月7日から公開するため、今回の講義で本編はお見せできない。見せられるのは学生映画を含む過去の自作品数本と、『選挙』予告編、クリップである。それをネタに佐藤さんとマイク片手に「自分史」よろしく必死にお話したのだが、学生相手に講義をするのは生まれて初めてなので、やたら緊張した。また、少しでも映画を志す学生さんの参考になるためにと、普段使わない脳の部位を無理矢理酷使した。
その証拠に、『選挙』をPRすることをすっかり忘れ、参加者にチラシすら配れなかった。ブログ用に撮る写真も一切撮るのを忘れた。とほほである。でも、楽しかった。
なお、本日22日は、ほぼ同様のイベントを大阪のPlanet +1で行う予定。21時から。大阪の皆さん、お会いできるのを楽しみにしています! (Sorry, this article is only in Japanese!)
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