―― まず、『Peace』を撮影しようと思ったきっかけについて教えていただけますか。
監督 韓国の非武装地帯ドキュメンタリー映画祭から、平和と共存をテーマとした短篇映画の制作の依頼があったことがきっかけです。当初はテーマがいささか壮大すぎたことに加え、最初にテーマを設けずに映画を作るのが僕のスタイルなので、あまり乗り気ではありませんでした。
しかし、岡山の妻の実家に滞在している際、義父が近所の野良猫に餌を与えている様子を眺めるうちに、「猫の平和と共存をテーマとした作品であれば作れるのではないか」と思い、撮影を始めました。ちょうど「泥棒猫」と呼ばれるアウトサイダーの雄猫が常連の猫グループのエサ場に侵入しようとして、猫社会がギクシャクしている場面に出くわしたからです。撮影が進むにつれて、人間にも興味が湧き、義父や義母の仕事やその利用者との関係まで内容が膨らんでしまいましたが(笑)。
<以下、全文は下記のリンクで>http://www.caresapo.jp/fukushi/catchup/pd4fc80000002z4r.html
→逆取材
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