7日の朝、筑紫哲也さんが亡くなった。
ショックで呆然とするしかない。
東大新聞に籍を置き、ジャーナリストを目指していた頃から、
尊敬し憧れていた。
僕にとってのヒーローだった。
いつかいい仕事をして、番組にゲストとして呼んでもらうんだと、
密かに自分の目標というか、夢にしていた。
もちろん、おこがましくてそんなことはこれまで誰にも言ったことはない。
ところが『選挙』がベルリン映画祭で公開されたとき、
ニュース23で取り上げてもらえた。
あのときは本当に驚いたし、ただならぬ感慨を憶えた。
スタジオには呼んでもらえなかったけど、
人生の新しい章が開いたような気がした。
結局、一度もお目にかかれなかった。
この喪失は大き過ぎる。
僕にとっても、日本にとっても。
明日東京へ向かうので、お別れを言いに行きたいです。
僕が『選挙』を知ったのも
ReplyDelete監督を知ったのも
筑紫さんのニュース23でした。
政治、社会、経済、文化、
人を取り巻く様々な背景において、
「今をとらえる」という能力に
もっともたけたジャーナリストであったと
おもいます。
こころからご冥福をお祈りしたいとおもいます。
ダイテンさん
ReplyDeleteコメントありがとうございます。
考えれば考えるほど、偉大な方を失いました…。