Sunday, April 25, 2010

推定無罪の原則はどこに

いつも思うんだが、なぜ逮捕された瞬間に「女」扱いなんだろう?推定無罪の原則を、マスコミはどう考えているのだろうか。

この女性は亡くなってしまったけど、後で無罪と分かったら「女よばわり」したことを謝罪するのだろうか。

「足利事件」のような冤罪事件が起こる度に警察を非難するなら、まずは自分たちの報道の仕方を顧みるべきだろう。全然教訓が活かされていない。

拘置中に摂食障害の女が死亡 (毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100426k0000m040059000c.html
 栃木県警栃木署は25日、窃盗容疑で21日に現行犯逮捕し同署3階の留置室に拘置していた栃木市の無職の女(37)が25日死亡したと発表した。女は摂食障害で入院歴があり、拘置中はほとんど食事を取らなかったという。26日に司法解剖し死因を調べる。
 同署によると、24日午後7時ごろ、留置室で女が毛布にくるまり、ぐったりしているのを巡回中の署員が見つけ119番。搬送先の病院で25日午前5時25分ごろ死亡した。女は市内で食料品を万引きしたとして逮捕され拘置中。出された食事を一、二口しか食べず、23日からおかゆに切り替えた後もほとんど食べなかったという。
 同署の石崎和男副署長は「管理体制は適正だったと考えている」とコメントした。【中村藍】

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