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Thursday, June 11, 2009
『精神』Q&A+特別プレゼント! MENTAL Q&A + Special Present!
東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで、6月13日(土曜)から、いよいよ『精神』の劇場公開が始まります。
映画は1日4回上映します(10:45/13:30/16:15/19:00)。19時の回は、英語字幕付きです。
13日の初回(午前10:45)の上映後、山本昌知医師と川田龍平参議院議員をお迎えして、舞台挨拶を行います。また、場所を劇場近くの美竹公園(東京都児童会館隣)に移して、13時45分から山本先生による「公開生き方相談」も行います(14時45分まで)。 ぜひご参加ください。
それに加えて、僕は13日、14日、15日、16日の19時の回の上映後、質疑応答を行います。
また、シアター・イメージフォーラムでは、拙著『精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける』(中央法規出版、1400円)のサイン本を、先着30冊お売りしています。その30冊の中に、1冊だけ「『選挙』DVD大当たり!」と書かれた「当たり本」が混じっています。運良く?当たり本を購入された方には、『選挙』DVD(海外版)をイメージフォーラム窓口にて進呈いたします!
Starting from Saturday, June 13th, MENTAL will be released at Theater Image Forum, Shibuya, Tokyo.
The movie will be screened for 4 times a day (10:45/13:30/16:15/19:00). The 19:00 show will be with English subtitles.
At the very first screening on 13th, we'll have Dr. Masatomo Yamamoto, one of the characters in the movie, and a Diet member Mr. Ryhei Kawada as guests. We'll then, move to Mitake Park to have a free open consultation with Dr. Yamamoto from 13:45.
In addition to that, I'll do Q&A after the 19:00 show on 13th, 14th, 15th, and 16th.
Also, my book "Mental Illness and Mosaic" will be available at the theater. The first 30 copies will be with my autograph. And among these copies, one of them says "Senkyo DVD Oatari!." If you are the lucky customer to buy that book, you'll be given a DVD copy of CAMPAIGN for free!
山本眞理です。本日映画「精神」を見てきました。
ReplyDeletehttp://www.laboratoryx.us/mentaljp/index.php
お一人お一人が思い体験を語っておられる、迫力にまず圧倒されました。
しかしやはり限界があって、なぜ監督はクリニックという窓口を使ったのかなあ
という疑問が生じます。障害者と健常者の間の見えないカーテンという表現が使
われていましたが、見えないカーテンがやはりまだまだ私には不消化に残ってい
て、なぜ監督は、精神障害者で語るかた大募集、というかたちで監督個人として
窓口を使わずに精神障害者とむき出しで向き合わなかったのかなあという疑問が
生じました。そこにすでに見えないカーテンがあります。
それからもう一つ、もちろん利用者の意向に基づいてなんでしょうが、あれが精
神障害者のヘルパーと思われてはかなわない。少なくとも描かれていたヘルパー
さんは「指導訓練」という調子でした。
少なくとも多くの仲間が求める介助でも支援でもないと言うのが私の感想。
私どもの出した小冊子以下ぜひご一読を
http://nagano.dee.cc/kaijosien.htm
それからなくなった方3名、これがあまりに多すぎるのではと私は案じております。
長年私が暖めている夢、ともかく精神障害者の語りを集める企画、かつてだされた
仕事(ワーキング)! (単行本)
スタッズ・ターケル (著), 中山 容 (著), Studs Terkel (著)
というような聞き書き集を作る企画実行しようという方いらっしゃいませんか?
日本中の精神障害者の語りをひたすら集めるという企画です。
どこか助成金くれそうなところがあったらご教授ください
この手のことはかなりお金も人でもかかるから、科研費でも取らないと無理かも
しれないけれど
山本真理さま
ReplyDelete映画、ご覧いただきありがとうございました。
なぜ?というご質問ですが、僕が精神科の世界にカメラを向けたいと思ったとき、「こらーる岡山診療所」の存在を義母を通じて知ったから、というのが理由です。つまりそういう出会いがあった、ということです。そして、そこにカメラを向けて行ったら、結果的にあのような映画になったというわけです。
ヘルパーさんのシーンについても、たまたま在宅支援を撮りにいったら、あのような支援の様子が撮れたのです。
僕はこの映画で精神科の世界のすべてを網羅したつもりは全くありませんし、これが真実だと言うつもりも毛頭ありません。むしろ、そんなことは最初から不可能だと信じています。
あくまでも、僕が観た世界を僕なりの目線で、いわば体験記のごとく描かせていただいたのが、『精神』だと考えています。
はじめまして。本日映画を見させていただいたものです。
ReplyDelete考える機会を与えてくださる映画をありがとうございました。
私自身も精神病で入院していました。年月をかけて会社復職できたものの、営業という仕事柄会社・仕事関係の人には病気のことは話しづらいです。会社という組織のなかで、仕事をする際に、「変な人と思われないこと、相手に信頼感を与えること。」が重要だと感じます。組織人は会社の中で評価されたり、お客様に評価されたりするからです。通院のため会社を早退するときも精神病だとはいいません。聞かれたほうも反応に困る人もいるし、興味本位で聞かれてもこちらも少し傷つくからです。
映画の話ですが、今回の取材に答えてくださった方々に、会社組織で働いている方は少なかった気がします。
自分の中にある偏見が自分を苦しめたり、挑戦することを諦めさせる原因になってしまっています。自分への偏見は時間をかけてなくしていこうと思います。いつもでも病気を言い訳にしては始まらないし。
想田監督の「観察映画」は私も賛成です。仮に決めたストーリーがあってそこに導かれる報道は、自分の考えではなく流されているからです。見る人が自主的に考える癖をつけるためには、「観察映画」は素敵だと思います。娯楽性があったほうが集客には結びつくと思いますが、むずかしいですね。できるだけ多くの人に、観察映画を見てもらい、自ら考えてもらう方法を考えるのも楽しそうですね。
公開初日おつかれさまでした。
お仕事応援しています。
はじめまして。本日映画を見させていただいたものです。
ReplyDelete考える機会を与えてくださる映画をありがとうございました。
私自身も精神病で入院していました。年月をかけて会社復職できたものの、営業という仕事柄会社・仕事関係の人には病気のことは話しづらいです。会社という組織のなかで、仕事をする際に、「変な人と思われないこと、相手に信頼感を与えること。」が重要だと感じます。組織人は会社の中で評価されたり、お客様に評価されたりするからです。通院のため会社を早退するときも精神病だとはいいません。聞かれたほうも反応に困る人もいるし、興味本位で聞かれてもこちらも少し傷つくからです。
映画の話ですが、今回の取材に答えてくださった方々に、会社組織で働いている方は少なかった気がします。
自分の中にある偏見が自分を苦しめたり、挑戦することを諦めさせる原因になってしまっています。自分への偏見は時間をかけてなくしていこうと思います。いつもでも病気を言い訳にしては始まらないし。
想田監督の「観察映画」は私も賛成です。仮に決めたストーリーがあってそこに導かれる報道は、自分の考えではなく流されているからです。見る人が自主的に考える癖をつけるためには、「観察映画」は素敵だと思います。娯楽性があったほうが集客には結びつくと思いますが、むずかしいですね。できるだけ多くの人に、観察映画を見てもらい、自ら考えてもらう方法を考えるのも楽しそうですね。
公開初日おつかれさまでした。
お仕事応援しています。
tomokoさん
ReplyDelete映画をご覧いただき、またご感想も書いてくださって、ありがとうございました。
いちおうお知らせしますと、映画に出て下さった方の中にも、会社で働いておられる方は何人かおられます。例えば、40年間統合失調症とつきあってこられた今中さんは、定年まで会社勤めをされていました。