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Latest documentary "Oyster Factory" has been officially invited to Locarno International Film Festival 2015! 最新作『牡蠣工場』がロカルノ国際映画祭へ正式招待されました!

Sunday, October 28, 2012

橋下クンとライオンキングと文楽

朝からまたしても橋下クンの無知でトンチンカンなツイートがTLに流れてきた。文楽とライオンキングのアーツマネジメントを同じ土俵で比べちゃうのは、たぶん彼が文楽とライオンキングしか観たことないから。芸術のことなんて何にも知らないくせに偉そうなことばかり。

「学者は政治の実務を何も知らないくせに空論を振り回す」と言って批判するくせに、自分は芸術のことなんて何も知らないくせに、空論を振り回すどころか、現場に介入しまくる。そのブーメランぶりに本人も支持者も気づいていない。まあ、芸術の問題に限らず、いつもそうだけどね。

そもそも、ライオンキングが文楽を参考にできたのだとしたら、それは文楽が伝統を守ってきたから。もし橋下クンが勧めるように文楽がライオンキングみたいなポップカルチャーに擦り寄って変質していたら、ライオンキング自体も存在し得なかったってこと。なぜそんな簡単なことが分からんのか分からん。

平田オリザのロボット演劇も文楽の人形の動かし方を参考にして作られた。英大夫さん曰く、あのマーサ・グラハムも文楽のファンだった。古典と言うのは、最先端の芸術家が常に参照できる知恵と蓄積の宝庫なんです。その宝庫そのものが、現代のポップカルチャーに擦り寄ってしまったら意味がないでしょ。

ライオンキングを絶賛するなら、なぜそれを生み出すことに多大な貢献をした文楽を守らないのか。ライオンキングのチケットが10万枚売れるのも、ある意味、文楽のお陰だろうに。橋下クンの主張は、支離滅裂すぎるんだよ。

古典っていうのは、現代の最先端の芸術家にとっては、栄養分を大量に含んだ土壌のようなものなんです。それなしには美しい花など咲かせない。映画の世界でも、チャップリンやオーソン・ウェルズや小津を観ずに作品作ってる作家なんていませんよ。

橋下クンの主張は、黒澤明の映画に影響を受けてルーカスが作った『スター・ウォーズ』に魅了され、「『スター・ウォーズ』の観客動員数は凄い。黒澤はルーカスを見習え」と言っているようなもの。アホ臭過ぎて普通だったらスルーしたいよ。だけど彼は権力者だからいちいち反論してます。

(ツイートをまとめました)

Wednesday, October 24, 2012

『演劇1・2』お陰様で連日盛況です。

東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開が始まった『演劇1』『演劇2』。2部作合わせて5時間42分という長尺にも関わらず、お陰様で連日盛況です。特に映画離れが進むと言われる若い方のご来場が多く、個人的には非常に嬉しいです。

ご来場いただいたみなさん、本当にありがとうございます。

みなさんのツイッター上でのご感想をまとめたのがこちらです。
http://togetter.com/li/395387

こちらは試写会でご覧になった方々のご感想。
http://togetter.com/li/363295

こちらは上映のレポート。
http://engeki12.com/news/

東京での上映は11/23(金)まで続きます。

『演劇1・2』の上映後トークは、今のところ、大阪10/27、松山11/13、神戸11/16、岡山11/17、広島11/18、福岡12/2で開催予定です。そのうち、大阪、神戸、岡山には平田オリザさんも。ぜひご参加ください。

『演劇1・2』初日を迎えたシアター・イメージフォーラムの様子

Sunday, October 21, 2012

アンドロイド版『三人姉妹』

昨日、吉祥寺シアターで平田オリザ作・演出・アンドロイド版『三人姉妹』を鑑賞し、そのまま平田さんとのアフタートークに出させていただいた。平田さんと話すのは、いまでもやたらと緊張する笑。

別に僕の映画に出ていただいているから言う訳じゃないけど、『三人姉妹』は凄い作品だった。食事も子育ても教育も性交すらもアウトソーシングする昨今だが、「自分自身」まで外注に出す近未来像には不気味なリアリティがある。

『演劇2』で撮らせてもらったロボット演劇の最初の作品『働く私』では、まだロボットという素材と遊びながら実験している感があったが、『三人姉妹』で平田氏は、ロボットを俳優として完全に熟知し使いこなしている。作品としての完成度も半端なく、深みも段違い。改めて、恐るべし、平田オリザ!

俳優さんたちも、いぶし銀のベテランぞろいで、素晴らしかったなあ。

必見です。

本日10/22(月)は平田さんに16:00『演劇2』のトークに、ミスター青年団・山内健司さんに19:30『演劇1』のトークに来ていただきます。

http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/eventinfo/2012/07/post-7.html

Friday, October 19, 2012

今日の新聞に『演劇』関連記事、続々。

本日(10/19)の「産経新聞」朝刊、「朝日新聞」夕刊、「読売新聞」夕刊、「日経新聞」夕刊に『演劇1』『演劇2』の批評やインタビューが掲載されています。

いよいよ明日から公開だ〜!ドキドキしてます。


週刊朝日「ハシシタ 奴の本性」について

佐野眞一氏らによる『週刊朝日』の記事「ハシシタ 奴の本性」を読んだ。僕は橋下氏を危険な人物であると考えているが、この記事にも違和感を持った。まず題名がよくない。橋下氏の親がハシシタという読みをハシモトに変えたことは事実のようだが、それをことさらに強調する必要があるのか。

特に、ハシシタという読み方が被差別部落出身であることを示唆するのならば、この題名には「橋下は被差別部落出身だからダメだ」というメタ・メッセージがどうしても含まれてしまう。つまり記事自体が差別意識に乗っかったものになってしまう。それでは少数派を抑圧する橋下を批判する資格を失う。

もちろん、ある人物を知ろうとする際に、その人の生い立ちや育った環境を調べ記述することが有益であり得ることは確かであり、そうした手法を一概に否定すべきでもない。しかし、この記事に関しては、「怪し気な人物像」を描くために、彼の生い立ちと人々の差別意識を利用しているだけの感がある。

橋下氏を批判したいなら、彼の実際の行動や発言を徹底的に批判すべきである。違憲の思想調査、ねつ造事件、君が代・日の丸強制、原発問題などでの変節、口汚い女性差別的な発言など、批判の材料は山ほどある。それをメディアがきちんと批判してこなかったからこそ、今の橋下氏がある。

(ツイートをまとめました)

Thursday, October 18, 2012

『演劇』2部作の上映時間

今週土曜 (10/20)、いよいよ初日!渋谷・シアターイメージフォーラムでの『演劇』2部作上映時間:

<10/20(土)-11/9(金)の期間>
12:45-『演劇1』/16:00-『演劇2』/19:30-『演劇1』

<11/10(土)-11/23(金)の期間>
12:45-『演劇1』/16:00-『演劇2』/19:30-『演劇2』

です。

http://www.engeki12.com/theater.html

Sunday, October 14, 2012

10/23(火)『演劇vs.映画』(岩波書店)刊行記念トークイベント




そう、今回も本を書いたんですよ。題して『演劇vs.映画 ドキュメンタリーは「虚構」を映せるか」。

10/23(火)19:30から、刊行記念イベントもやります。対談相手は『暇と退屈の倫理学』やテレビなどで大評判の気鋭の哲学者・國分功一郎さん。 場所は東京の青山ブックセンター本店。ぜひ参加ください!

http://www.aoyamabc.co.jp/event/souda-kokubun-talks/


『演劇vs.映画』(岩波書店)刊行記念トークイベント
映画作家・想田和弘 哲学者・國分功一郎
「気鋭の映画作家と哲学者が、〈創造〉〈芸術〉〈現代〉と切り結ぶ」

四年越しのドキュメンタリーの傑作『演劇』二部作を完成させた映画作家と、『暇と退屈の倫理学』で大反響をよんだ哲学者が、10月20日公開の『演劇』を入り口に縦横に語り合う。

トークショー終了後にサイン会を行います。

日時 2012年10月23日(火)
19:30~21:00+サイン会(21:30終了予定)
開場19:00~
料金 1,050円(税込)
会場 本店 大教室
定員 110名様

Saturday, October 13, 2012

タマフル逆取材!

平田オリザさんと一緒に60分以上ぶっ続けで生出演したTBSラジオ・ウィークエンドシャッフル。CM中か何かだと勘違いして、オンエア中に「逆取材」写真を撮ってしまいました(笑)。


Friday, October 12, 2012

10/13(土)TBSラジオ・ウィークエンドシャッフルに出演します。

ライムスターの極めて政治的でカッコいいニューシングル「The Choice is Yours」を聴いていると、明日10/13(土)のTBSラジオ・ウィークエンドシャッフル「観察ラジオ」への士気が否応なく高まる(笑)。今回は平田オリザ氏も参加し丸1時間生放送。どんな話が飛び出すか!?

http://www.tbsradio.jp/utamaru/index.html

Wednesday, October 10, 2012

『世界』11月号

発売中の岩波書店『世界』には、平田オリザさんと僕の対談が載っています。タイトルは「民主主義を諦めないために 芸術から見た政治のいま」。分量は7ページ。

http://www.iwanami.co.jp/sekai/


Tuesday, October 09, 2012

『群像』11月号

発売中の講談社『群像』11月号に「随筆」を書きました。タイトルは「牛窓の夢うつつ」。分量は2ページです。

http://gunzo.kodansha.co.jp/10050/18190.html


Friday, October 05, 2012

『演劇』関連記事、続々出てます。

Switch
「アクチュール」(10/5発売)

「すばる」10月号

「すばる」10月号


「キネマ旬報」(10/5発売)

「キネマ旬報」(10/5発売)

「キネマ旬報」(10/5発売)

「シアターガイド」(10/2発売)
「東京カレンダー」(9/21発売)


Wednesday, October 03, 2012

Theatre 1&2 @ Busan Film Fest 『演劇』2部作@釜山映画祭

We'll leave for Busan International Film Festival tomorrow. Theatre 1 & 2 will be world-premiered at 14:00 on Saturday October the 6th. I'll do a Q&A. Another screening will be at 10 AM on October the 11th. With English and Korean subtitles.

明日から釜山国際映画祭に行きます。明後日10/6 (土)の14時から、『演劇1』『演劇2』のワールドプレミア上映。舞台挨拶します。10/11の午前10:00からも上映あり。英語字幕と韓国語字幕が付きます。See you!

http://www.biff.kr/eng/html/program/prog_view.asp?idx=7392&c_idx=43&sp_idx=234&QueryStep=2

10/20(土)から『演劇1』『演劇2』 東京で連日トークショー!

10/20(土)に東京・渋谷のシアターイメージフォーラムで初日を迎える『演劇1』『演劇2』。豪華なゲストをおよびして、1週間毎日トークします。要チェック!

10月20日(土)16:00~『演劇2』上映後 想田和弘・初日舞台挨拶
10月21日(日)16:00~『演劇2』上映後 富田克也さん(映画監督『サウダーヂ』)×想田和弘
10月22日(月)16:00~『演劇2』上映後 平田オリザさん×想田和弘
10月22日(月)19:30~『演劇1』上映後 山内健司さん(青年団)×想田和弘
10月23日(火)19:30~『演劇1』上映後 古舘寛治さん(青年団・サンプル)×想田和弘
10月24日(水)19:30~『演劇1』上映後 本広克行さん(演出/映画監督『踊る大捜査線』シリーズ)×想田和弘
10月25日(木)19:30~『演劇1』上映後 深田晃司さん(映画監督『歓待』『東京人間喜劇』)×想田和弘
10月26日(金)19:30~『演劇1』上映後 松田弘子さん(青年団)×想田和弘

二つ折りのB4チラシ、デザイナーの渡辺純さんのお陰で美しく仕上がりました。下のリンクからダウンロードできます。

Tuesday, October 02, 2012